印象セリフ
「逃ゲナイデ、我々ハトモダチ」
製作年:1996
製作国:アメリカ
上映時間:106分
▼予告編▼
Mars Attacks! (1996) Official Trailer #1 - Jack Nicholson, Pierce Brosnan Sci-Fi Comedy
はじめに
[以下コピペ序文]
ティム・バートン監督作品
『ダンボ』が公開された。
評価的にも興行的にも大成功!とは言えない平凡な滑り出しだが、そこでよく聞く(自分も言ってた)意見は
昔のバートンの方が好きだなぁ〜
という声。
懐古厨というのは怖いもので、クリエイターのためを思って言ってるつもりでもそれが新規のファンにとってノイズになっていることもよくある。
じゃあ今見直してもやっぱり昔の方が面白いのか!?
実際に見てみよう!!
ということで勝手に
ティム・バートン祭り開催!!
第1弾は出世作『ビートルジュース』↓↓
第2弾は最低映画監督を描く『エドウッド』
そして第3弾は””敢えて””B級パニック映画に寄せたカルト作品
『マーズアタック』
なんでお前ら出たの!?てくらい豪華なキャストが無駄遣いされてるぞ!
どうも、キミシマムザ裕君です。
さっそくレビューを!
簡単あらすじ
謎の円盤型飛行物体が地球に飛来し、センセーションを巻き起こす。テレビジャックにより地球にコンタクトを取ってきた「ミドリ人」と名乗る異星人は、むき出しの巨大な脳に大きな目、骸骨のような口元の奇怪な緑色の生物で
…(Wikipedia引用)
感想
人間より優れた種族ならば
「争い」「闘い」という概念から解き放たれた平和的かつ文化的な生命体であることを想像する人は少なくないだろう。
しかし、今作の監督はバートン。
そんな宇宙人が友好的なわけねぇだろ!
とお構いなしに人間を殺しまくる!!
あの有名人が!あんな人まで!
豪華なキャスティングを逆転の発想で使ったチープパニック映画に仕上げている!
これは観る人を選ぶかもしれないが、
個人的にはめちゃめちゃ好きな映画だ♡
監督:ティム・バートン
ほんと相変わらずひねくれた監督だ。
同年公開のSFパニック映画
『インデペンデンスデイ』
とは敢えて逆の作風にして遊んでみたり、
大好きなゴジラのシーンを入れてみたり、
怪獣映画をオマージュしたりとやりたい放題。
この作品まで仲違いしていた音楽担当であり盟友のダニーエルフマンも今作で仲直りしたらしく、今までで1番の出来というほど楽しかったらしい(笑)
当初は興行収入的にも失敗という扱いを受けたらしいが、
現代にいたるまででカルト映画として再評価されている。
そこらへんも前回レビューした憧れの
『エドウッド』と似てるな…。
キャスト
ジャック・ニコルソン
アカデミーも受賞した名優がイキイキとか楽しそうに大統領&詐欺師の一人二役演じる。
監督にどの役をやりたいか聞かれた時に
ぜんぶ!(アホヅラ)
と答えたくらいの気合いらしい。
アホなのか(笑)
ピアース・ブロスナン
トミー・リー・ジョーンズ
ショーン・ペン
ヒュー・グラント
という名だたる俳優の候補の中から彼に決定。やはり007をやって頂けあってパイプが良く似合う知的な役者。
かと思いきや後半は・・・(笑)
あとは『レオン』の2年後で大ブレイク前のナタリー・ポートマンや、
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
意外パッとしないマイケル・J・フォックス、常連のダニー・デビートや黒人女優パムグリアなとが豪華に出演していた!(扱いはさておき)
まとめ
ティム・バートン監督作品は正直
『ビッグフィッシュ』
以外はそんなに大好きな作品を見つけられてなかったのだが、今作のぶっ飛び具合は今までの中でもかなり自分好み!
引退する前に1度は低予算でこういうアホみたいなB級映画をとって欲しいものだ🤔
こんな人にオススメ
- ティムバートン監督好きの方
- B級SFが好きな方
- 豪華キャストの無駄遣いを観たい方
おあとがよろしいいようで…