印象セリフ
「今日は残りの人生の最初の1日」
製作国:アメリカ
製作年:2017年
上映時間:96分
▼予告編▼
はじめに…
皆さんは”時間”を扱う映画はお好きだろうか?
『バックトゥザフューチャー』『時をかける少女』…etc
”時間”に関係する映画は脚本が練られていて面白いことが多い。
特に日本人はこのジャンルが他より好きなことが多いらしく、その原因は昔から愛される大人気アニメ『ドラえもん』の影響が強いらしい(笑)
そんなタイムリープジャンルに新しい風が吹いた!
そうホラーで時をかけるのだ!
しかも主人公はビッチ!
これは見るしかねぇ!
どうも、ご多分に漏れず時をかける映画が大好きな日本人、キミシマムザ裕君です。
さっそくレビューを!
簡単あらすじ
イケてる女子大生で遊んでばかりのツリーは、誕生日の朝も見知らぬ男のベッドで目を覚ます。慌しく日中のルーティンをこなした彼女は、夜になってパーティに繰り出す道すがら、マスク姿の殺人鬼に刺し殺されてしまう。しかし気がつくと、誕生日の朝に戻っており、再び見知らぬ男のベッドの中にいた。その後も同じ一日を何度も繰り返すツリーは、タイムループから抜け出すため、何度殺されても殺人鬼に立ち向かうが……(映画.com)
感想
史上最悪の誕生日!
あと何回死ねば抜け出せるの!?
これはまさかの発掘良品。
朝、見知らぬ男の部屋で目覚める奔放な大学生女子。
目覚めてからいつもと変わらぬ日常を過ごしていると
謎の仮面を被った男に狙われて、彼女の命が…
というお決まりのパターンかと思いきや、
そこからなんと
何度も同じ日を繰り返す!
何度殺されても生き返る!
まさに生き地獄!しかも毎回痛い!
っていう素敵なお話になっていくのだ。たまりません。
まさにビル・マーレイ主演の『恋はデ・ジャヴ』のホラー版!
しかも真犯人を見つけ出そうとするミステリーとしても充分機能しているだけじゃなく、何度も同じ日を繰り返すことで起きるコミカルな反応も楽しめる。
そんな展開がただのホラーとは一線を画し、笑いあり涙ありと面白いのだ。
こんな面白い映画誰が作ったんだろう!と思い調べてみたらなんと、
ゾンビコメディの良作『ゾンビワールドへようこそ』
クリストファー・ランドン監督じゃぁないですか!
ホラー題材の物語をコミカルに描きつつヒューマンドラマに落とし込むのがとても上手な人なのでこの調子で出世していってほしいものだ!
↑ゾンビとセルフィーを取る若者達(『ゾンビワールドへようこそ』より)
キャスト
ジェシカ・ローズ
『ゴシップガール』の頃のブレイク・ライブリーのゴージャスさとビッチさを兼ね備えた美人さん。
ホラー映画ではお決まりのように最初に死ぬ”ビッチ”な約なのに、愛らしくて憎めない!
こんなビッチならビッチされたいよね!?え?!うるさい!?
実は『ララランド』でミアのルームメイトをしていたと知ったのは鑑賞後に調べた後だった。
※後ろの緑の子(笑)
カーター役のイズラエル・ブルサード君が可愛らしいナードで応援したくなった。
『ブリングリング』にも出てたらしいけど覚えてないです。
あとこの絶妙に不気味で可愛くない殺人鬼のマスクは早く日本で発売してください。
まとめ
タイムリープ×ホラーというニュージャンル!
あぁ~楽しかったと劇場を後にしようと思ったら2作目の予告編が!
そうなんと今(2019年7月現在)なら1作目と2作目をハシゴで映画館で観れるという奇跡的な期間なのだ!
見逃した人も、もう一度見たい人もぜひ劇場で!
実は今作のエンディング、試写会では別バージョンがあったらしく
試写会で酷評されたから現在の劇場版のものに変更されたらしい。
その内容とは下記ネタバレ欄をクリック
ネタバレ注意
ループからなんとか抜けだしたツリーは大事をとって病院で入院するが、
その病院で不倫していたグレゴリーの妻ステファニーに不貞がバレて殺されてしまうのだ!Σ(・□・;)
っていう今までの努力をガン無視するような終わり方で酷評されたのだそう…
いやいや、そりゃそうだ!!
~オマケ~
ちなみに今作のローズの着信音にされている不気味な曲ですが、
普通にiTunesとかで購入できます。
自分は社用携帯の着信音にしたので是非いつでもお電話ください(笑)
▼Youtube▼
こんな人にオススメ
- ホラー映画好きな方
- タイムリープ好きな方
- 映画のビッチが好きな方
おあとがよろしいようで…