印象セリフ
「現実に見合った夢なんていらない
俺の夢に現実を合わせてやる」
製作国:インド
製作年:2018年
上映時間:154分
▼予告編▼
はじめに
皆さんはインドで活躍するラッパーNaezyをご存じだろうか?
スラム出身のいち青年が自身で作成したMVをネットにアップロードしたことで一躍有名になり、今やインドを代表するアーティストとなった男である。
今作はそんな彼のサクセスストーリーを元にした音楽伝記映画!
インド映画の音楽ってだけで既に素敵なこと間違いなしなのに、
彼らの国の言葉でのラップなんて聞いたことない!
しかも予告編の曲からめちゃくちゃカッコイイ!
ということで映画館で観てきました!
どうも、ラップはエミネムの『8Mile』を観て以来ハマッたミーハー男。
でもやっぱりロックンロールが好きなキミシマムザ裕君です。
早速レビューを!
簡単あらすじ
ムンバイの貧しい家庭で生まれ育った青年ムラド。両親は彼を大学へ通わせるため一生懸命に働いているが、そんな親の思いを知る由もなく、ムラドは悪友と車上荒らしに手を染め、医者の父を持つ身分違いの彼女と内緒で付き合っている。自分の人生を半ば諦めて生きてきたムラードだったが、大学構内でフリースタイルラップのパフォーマンスをしていた学生MC Sherとの出会いをきっかけに、ラップの世界にのめり込んでいく。親からの反対や友情、恋など様々な葛藤を抱えながらも、フリースタイルラップの大会で優勝を目指すムラードだったが……。…(映画.com引用)
感想
スラムの負け犬から這い上がれ!
インド版『8Mile』!
これは個人的に大好きな1作。
貧しいスラムで生まれ
"使用人の息子は使用人にしかなれない"
という周りからの固定概念を押し付けられてきて育った青年が、
自らのラップの才能を開花させて成功へとのし上がっていくサクサスストーリー!
友情・努力・勝利の週刊少年ジャンプの三原則に則ったかのような王道展開かつ、
インド映画らしいピュアな恋愛要素も見ることが出来て一石四鳥くらいのお得さ!
そしてとにかく曲がクールでよくて、ヒンディー語の英語が混ざったラップはもちろん聴いただけでは意味が分からないけど語感が既にかっこよい。
そして字幕監修にしっかり日本のタレントでラッパーでもあり小説家や作詞家などの一面も持ち合わせるいとうせいこうが参加してるので日本語字幕でまで韻を踏んでくれて素晴らしい。

インドのラップ…?
あんまりイメージが湧かない…。
とお思いの方、とりあえず1本でいいのでMVを見てみよう。
そしてかっこいい、面白いと思ったならばすぐにでも映画館に駆け込むべきた。
Mere Gully Mein | Gully Boy | Ranveer Singh,Alia Bhatt & Siddhant | DIVINE | Naezy | Zoya Akhtar
そして彼のライブパフォーマンスを見たらきっと骨抜きにされること間違いなしだ!
キャスト
ランビール・シン
曲の部分を吹き替えしてないんだとしたらとんでもないラップスキル。
そしてその整った美しいお顔と野望に燃える瞳がとにかくかっこよくてこれはインドのネクストブレイク俳優になること間違いなしだろう!
まだほかの出演作見た事ないけど(笑)
アーリアー・バット
ムラドのこと一途に思うか弱いヒロイン…と思いきや!
めちゃくちゃ強気で暴力的な一面も!浮気疑惑があるってだけでその女の元まで殴り込みにいくというとんでもないキャラクターで魅力満載である。
これも今まで割と男尊女卑が根付いているインド社会へのカウンターのようで爽快。
どこかで観たことあると思ったらインドのハイスクール青春映画の名作
『スチューデント・オブ・ザ・イヤー』のヒロインじゃない!
相変わらず美人なようで安心した。
*今作では歌も踊りもないけど、そっちでは歌って踊りまくってます。
その他
あとはムラドがラップの世界にのめり込むきっかけとなって師匠であり親友のMCシェール役シッダーント・チャトゥルベイティー(覚えさせる気がない名前)が漢気溢れていて最高だし、
プロデューサーのスカイ役カルキ・ケクランはちょっと
『ジェシカジョーンズ』のクリステン・リッター風で素敵だった。
まとめ
やっぱりでかい夢を持ってそれに突き進む人々のエネルギーというか求心力に人は惹かれる。
特にインドは未だに拭いきれない階級社会や男尊女卑など"成り上がり"が難しい現状だからこそ、人々はこういう物語を求めるのかもしれない。
こんな人にオススメ
- インド映画好き
- 音楽・伝記映画が好きな方
- インドのラップを聞いてみたい方
おあとがよろしいようで…