印象セリフ
「みんなどうかしてる、
もっと自由に生きられるのに。」
製作国:アルゼンチン・スペイン
製作年:2018年
上映時間:115分
▼予告編▼
はじめに…
皆さんサイコパスはお好きだろうか?
普通の人とは少し違った感覚や感情を持った彼らは常に興味の対象として扱われ、
様々な実話系映画としてメディア化されている。
さてそんな中で映画化の題材として今回白羽の矢がたったのはこの人
カルロス・ロブレド・プッチ
11名殺害、17件強盗等々立件されてるだけでもどんでもない数の犯罪を犯しているアルゼンチンの有名人だ。
残酷な連続殺人鬼であるカルロスが人気を集める要因の1つは間違いなくこの美貌。
そんな彼の半生を描くのが今作!
ということで見てきました!
どうも、女の子大好きだけど美少年も大好きな両刀使いのキミシマムザ裕君です。
さっそくレビューを!
簡単あらすじ
1971年のブエノスアイレス。思春期を迎えたカルリートスは、子どもの頃から他人が持っている物を無性に欲しがる性格だった自分の天職が、窃盗であることに気づいてしまう。新しく入った学校で出会ったラモンという青年にたちまち魅了されたカルリートスは、ラモンの気をひくためにこれ見よがしな対応を取り、2人はいとも簡単に殺人を犯してしまう。次第にカルリートスとラモンの蛮行はエスカレートし、事態は連続殺人へと発展していく。……(映画.com)
感想
天使の顔した殺人鬼に堕とされていく…
原題は
{El Angel}
つまり”天使という意味。
中身は悪魔のような所業を次々と行う彼は常にピュアで穢れなき美しい顔でケロッとしている。恐ろしやぁ〜。
どこまでが実話でどこからが脚色なのかは定かではないが、
波乱万丈で刺激に充ちた人生は物語として全く飽きることなく見ることが出来た!
盗み、殺し、恋をする、、
自由奔放で全く悪びれない彼の生き様につい惚れ惚れとしてしまった。
映像の演出や音楽の選曲も絶妙にセンスが良くて、個人的なツボにハマりまくりだった。
どこかグザヴィエ・ドランの映画に似てる気がしたけど誰か共感してくれないかしら?
キャスト
ロレンソ・フェロ
監督が1000人出会った候補から見つけ出した超期待の新人。
初対面から監督を無視するかのようなつれない態度を取ったらしくその大物っぷりが既に伺える。
今作は正直彼のための映画としかいいようがないくらい魅力に溢れており、主演が違うだけですべてが狂ってしまっていただろう。
しかもラッパーとして既にアルバムとかも出してるとか・・・多才すぎる。
その他
カルリートスを惹き付けるアウトローな男ラモンも良かったし、その周りのパパやママも素敵だったが、
1番ハマったのはこの双子の美人姉妹。
こんな二人とダブルデートしたい・・・。
バイク乗ってたらイチモツ握ってくるって最高かな?
まとめ
絵画のような美しさを持った天使のような美貌に、虫を扱うがごく自然に人を殺す悪魔のような中身を持ったとんでもない男。
監督も主演もきっと今後映画業界を騒がせること間違いなしなのでぜひ映画館で!
こんな人にオススメ
- 実話モノや伝記映画好きな方
- 連続殺人鬼が好きな方
- 美少年が好きな方
おあとがよろしいようで…