印象セリフ
「あの光の中に、行ってみたかった」
製作国:日本
製作年:2019年
上映時間:114分
▼予告編▼※普通の方より好きだったのでこっち載せます
映画『天気の子』スペシャル予報
はじめに…
2016年に公開され、日本歴代興行収入2位にまで輝いた大作
『君の名は。』
それ以来、日本で最も注目されるアニメクリエイターとなった新海誠監督が、
遂に3年間の沈黙を破って完成させた新作は今作『天気の子』だ!
そんな新作を公開日に見ないなんてオタクとしては拷問に近い!
しかも、同じ日に池袋の新しい映画館
池袋グランドシネマサンシャイン
のグランドオープン日が重なっている!
こりゃ仕事休んで見に行くしかないよね!
ということで見に行ってきました!
どうも自分は晴れ男だと信じてやまないので基本傘は持ち歩かない男キミシマムザ裕君です。
さっそくレビューを!
簡単あらすじ
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし生活はすぐに困窮し孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、
怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。
彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。
彼女には、不思議な能力があった…(引用元:映画『天気の子』公式サイト)
感想
少年少女が自らの”運命”を選択する物語。
天候を操ることが出来る少女と家で少年の青春物語。
相変わらず新海誠監督は思春期の少年少女の恋愛や青春を描くのが大好きなようで、
今作も設定やキャラは違えどご多分に漏れずそういうお話だ。
それにしても作品を追うごとに背景映像の美しさがずば抜けてきていて、
前作の『君の名は。』でもとんでもない映像美を魅せてくれたが、今作はそれを超える美しさ。監督も自分の持ち味をよく理解しているのでしょう。敢えて天候・天気を題材にすることで自分の武器を最大限に活かしきれていてそれだけで映画館の料金を払った価値があると言い切れるだろう。
まぁ雨の描写自体は前々作『言の葉の庭』の方が好きだったりするんだけども。
そして前作同様やっぱり音楽を担当するRADWIMPSの繊細な劇伴も良かった。
CMでもよく使われている「愛にできることはまだあるかい」は頭から離れません。
2枚目のアルバムくらいから好きなバンドだけどこんなに大きく成長しておじさんは嬉しいです。(全然年下です)
ただし個人的にストーリーはというと、イマイチ納得できない部分もあったりする。
もちろん好きな女のために全てを捨てて真っ直ぐに走り続ける童貞少年ってのは個人的にも大好きだし、監督自身が常に心に童貞を飼っているタイプの人間だということは昔の作品から見ているファンとしては重々承知なんだけれども、今作の終盤はなんとも言えない…。あと他にも疑問点が多々。
あ、これを書いたら
全部ネタバレになる!!
と思ったので、ここからの不満や疑問点は全てネタバレとして隠します。
今作が大好きな方はもしかしたら不快に思うかもしれないのでお気をつけください。
あと、多分こっちの方が良い点より長いです。
ネタバレと書いてある部分をクリック!
(トイストーリー4の時も書いたなこれ…)
※ネタバレ※
声の出演
帆高:醍醐虎汰朗 陽菜:森七菜
出演数も数本の新人2名が2000人参加オーディションを見事に勝ち抜いて主人公の座を勝ち抜いただけあり、彼の監督作品にふさわしいピュアな演技を出来ていた。
ちょっとあか抜けてない感じが逆にピッタリなのでしょう。
須賀圭介:小栗旬
思っていたよりずっと良い。
キャラクターとしては人間臭い反面教師的な大人の男性なのだが、なぜか憎めないのだ。
俳優の中でも声優が上手い人がたまに現れるが、小栗さんは個人的にかなり合っていた。
「大人になれよ、少年。」
と語りかける姿がクールです。
夏美:本田翼
先に誤解がないように説明をすると、自分は本田翼ちゃんが好きである。
そのショートカットで可愛らしいルックスとは裏腹にゲーマーでオタクな一面もある素敵な女性だと思う。
そして、今作の夏美さんというセクシーかつ天真爛漫、そして主人公の年下高校生を正しい道へと導いてくれるお姉さん好きにはたまらない”THE・お姉さん”なキャラクターも大好きである。一刻も早く彼女に養ってもらいたい所存だ。
ただし、ばっさーには申し訳ないが…
声優ヘタすぎじゃね!?
擁護できないレベルだった気がする…。主人公二人は2000人のオーディションを勝ち抜いた若者で、周りを固めるのもベテラン俳優や声優ばかりなのでちょっと目立ってしまった気がする。
洋画なら字幕で観れば良いだけなのだが、アニメとなるとそうもいかない。
逃げ切ることが出来ないのが難点である。
ごめんねばっさー、声優はもっと練習してからやろうね…。
その他の出演
あとは平泉成や梶裕貴などが脇をしっかりと固めてた。
平泉さんは声を聴くだけで平泉さんだってわかりますね。
あとサプライズでこんな出演もあったけども、サプライズなのでネタバレ欄にて
『君の名は。』の神木君と上白石ちゃん! でも中途半端なカメオ出演だった(笑)嬉しい声の出演
まとめ
あくまで個人的な感想でまとめると
映像:『天気の子』>『君の名は。』
物語:『君の名は。』>>>>>>>『天気の子』
お姉さん:夏美さん>>奥寺先輩(君の名は。)
って感じです。参考になりましたでしょうか?(笑)
こんな人にオススメ
- 新海誠監督作好きな方
- 自分を晴れ女・男だと思う方
- この夏一番映画館に来そうな映画を見たい方
おあとがよろしいようで…