印象セリフ
「主導権があなたにもどりました。」
製作国:アメリカ
製作年:2018年
上映時間:95分
▼予告編▼
はじめに
皆さんはAIがお好きだろうか?
「Hey Siri!」
「OK!Google」
「アレクサ〜」
CV:サミュエル・L・ジャクソン
などなど自分の声に反応して家の家電などを動かしてくれるシステムは既に存在する。
それだけで自分はワクワクしてしまうのだが、今作はさらに先を行く。
自分の脳内にAIチップが入ったらどうなるか.....
という本当に近い未来で起こりうることを題材にしているのだ!
そんな楽しい設定見るしかないよね!?といことで映画館で見てきました!
どうも、身体を安全に機械化出来るならどんどん促進していきたい派キミシマムザ裕君です。
早速レビューを!
簡単あらすじ
近未来、妻と平和な日々を送っていたグレイは、突如現れた謎の組織によって妻を殺され、自身も全身麻痺となってしまうが巨大企業の科学者によって実験的に埋め込まれたAIチップ「STEM」の力によって麻痺を克服し、人間を超越した身体能力を手に入れる。
グレイは脳内で会話する相棒的存在である「STEM」と協力し、最愛の妻を殺害した謎の組織への復讐を誓うが…(映画.com一部引用)
感想
こんなAI待ってました!
脳内で簡単にインターネット!
身体も限界値まで動かせる!
その名も名AI:STEM!
これはもっと公開館数を増やして欲しい良作。
復讐のためにAIに身を任せるというシンプルなプロットの中にアクション・ちょいグロ・コメディ・サスペンスをいい塩梅で混ぜ合わせ、トントン拍子のスピード感で体感時間はあっという間。
カメラワークも意味深で面白く、近未来な暗い街並みの映像も良かった。
うん、俺もこんなAI欲しいです
監督:リー・ワネル
今作の中にデビュー脚本作『ソウ』のジグソウ人形が壁に書かれてたり、
デビュー当時から二人三脚で相方の監督ジェームズ・ワンをおもわせる
”J-wan”という単語が出てきたりおちゃめなカメオと愛を感じる可愛い人。
ホラーのイメージが強いが、唯一の他監督作『ゾンビスクール』はコメディ調だし、
今作もアクションサスペンス風なので意外と器用にこなせるのだ。
今後の更なる監督作に期待したい。
俳優として『ソウ』『マトリックス』などにも出て活躍している一面もあるので、
せっかくなんだから軽く出演して欲しかったのがファンの本音(笑)
キャスト
ローガン・マーシャル=グリーン
怒りに燃える復讐の主人公。
渋い声とアナログを愛する兄貴感が素晴らしい…
あれ?どこかで見た事あるような…🤔
と思ったらトムホランドそっくりやないかい!
トムホを少し痩せこけさけた感じでクール!
ただ同年公開のトムホ主演『ヴェノム』と映画の構成がすごい似てる気がするのはご愛嬌。
やっぱり並べてもわからない…(笑)
その他
あとは『ゲットアウト』の
「ノーノーノー🎶」
を言ってた怖いおばさんが刑事でした。
まとめ
AIがテーマのSF映画なんてのは飽和状態と言っていいほど増えてきている。
しかしこれはそんな未来がすぐそこまで来ているという警鐘なのかもしれない。
それをフィクションだと笑い飛ばせるのは今のうち、
我々が老人になる頃には当たり前の世界になっていたりしたらこの映画は歴史映画のジャンルになったりして…
ねぇ、どうなんだいSTEM?
こんな人にオススメ
- 近未来SF好き
- リー・ワネル監督のファン
- AI暴走が好きな方
おあとがよろしいようで…