印象セリフ
「戦闘に、備えろ」
製作国:フランス
製作年:2018年
上映時間:96分
▼予告編▼
はじめに
皆さんは戦車がお好きだろうか?
特に第二次世界大戦中に各国で大活躍した無骨なアレだ。
先に言っておくと自分は全く詳しくない。
流行りのアニメ『ガールズ&パンツァー』を劇場版まで観て、
ブラピ主演の『フューリー』を観て、
あとは戦争FPSゲームの知識がある程度だ。
一般の方よりは少し知ってるかもしれないが、
今までの人生でそこまで戦車に興奮するというナードな体験はなかった…。
しかし!!!!
今作でその考え方は180度変わることになる!!!!
そう、今作は大戦中の
ソ連 VS ドイツ
普段ハリウッド映画では見れない組み併せのロシア映画なのだ!
ということで怖いもの見たさで立川シネマシティの爆音上映で見てきました!
どうも、影響されやすい故ににわか戦車オタクとしてデビューしたいキミシマムザ裕君です。
早速レビューを!
簡単あらすじ
第2次世界大戦下、ソ連の新米士官イヴシュキンは初めて出た前線の戦いで敗れ、ナチス・ドイツ軍の捕虜となってしまう。イヴシュキンが戦車の指揮をしていたことを知った敵軍は、収容所で行われているナチスの戦車戦演習のため、ソ連軍の戦車T-34の操縦をイヴシュキンに命じる。
しかし、与えられたT-34は実弾を装備せず、演習では敵の砲火から逃げ惑うことしかできない。確実に死が待ち受ける演習を前に、T-34の整備を命じられたイヴシュキンは、仲間とともに無謀な脱出計画を立てるが…(映画.com引用)
感想
仲間3人!戦車1台!
敵は無限のナチス軍!!
なにこれめちゃくちゃに面白いじゃない。
ガルパンで興奮した方々は早く映画館に向かうべきだ。
こんなに本能的に興奮できる体験はなかなかない。
戦争映画でロシア製作なんて聞いたら少し陰鬱な印象になるかもしれないが、
今作は完全に振り切ったエンタメ大作!
仲間とのカタい友情!
ライバルとのハゲシい闘い!
ヒロインとのアツい恋愛!!
ドラマパートもそこそこに戦車でのガチガチなアクションシーンがメインなのでもはやみてる時は
少年ジャンプの漫画かな?
と思うほどだ。
戦車について
戦車は全て実物車両を使用しているらしく、小型カメラで車内のせっまい空間も逃さず撮りまくり!
ソ連側は"T34-76"と呼ばれる作りやすさと壊されやすさ故に「マッチ棒」と揶揄される戦車。そしてその進化版の"T-34-85"が登場!
ちょっと丸みを帯びていて可愛い。
一方ドイツ軍はというと、戦車オタクでない自分でも聞いたことのある"パンター"である。圧倒的存在感といかつさ!正面からだと撃ち合いじゃ勝てないという最強っぷりである。
その他傾斜装甲やら赤外線暗視装置やら細かいところにも気を配って作られていた。
要は調べつくされているのである!
キャスト
ロシア側もドイツ側も全然知らねぇ!
ただ兵士たちは撮影期間中は兵隊の規則に従って生活させられていたという徹底ぶり。
主役のニコライはタフなリーダーっぷりが素晴らしかったし、
ライバルのイェーガー大佐の宿命の好敵手感も素晴らしかった。
頬の傷とかベタすぎてもう!好き!!
映画に華を添えるヒロインのアーニャは頭巾をとってからがめちゃくちゃ可愛いです。
あとは乗組員のステパン・ヴォルチョク・イオノフみんな良いキャラしてました。
追記:ダイナミック版
鑑賞から数ヶ月…26分が追加され、全編吹き替えなしのたダイナミック完全版というバージョンが公開していたので鑑賞してきた!
どこが増えたというと、
- カットされたコミカルなシーンの追加?
- スローモーションシーン長くした?
- エンドロールでその後の話が…!
一番印象的だったのはエンドロールのその後の話だろう。
無事母国に帰ったメンバーのその後を知ることが出来るので通常版以上に気持ち良く終わった気分になれる。
ということで皆さん鑑賞するならダイナミック版で是非!!
まとめ
全露No.1メガヒットも納得!
戦争の背景や戦車に全く詳しくなくてもエンターテイメントとして楽しめる今作。
個人的には立川シネマシティでご覧になることを強くオススメする。
あそこの極上爆音上映はレベルが違う!
また26分の追加版も公開されているらしいので今すぐチェックだ!
こんな人にオススメ
- 戦車が好きな方
- ソ連とナチスが好きな方
- 爆音上映が似合う映画を観たい方
おあとがよろしいようで…