印象セリフ
「共にあれ…」
製作国:アメリカ
製作年:2019年
上映時間:142分
▼予告編▼
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」最後の予告篇 世界同時解禁
はじめに
皆さんは『スターウォーズ』がお好きだろうか?
言わずと知れた映画界に色んな意味で革命を与えたスペースオペラ作品であり、
シリーズ映画としては世界で2番目の興行収入を記録している。
※1番はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)
自分も人生で3000本以上映画を見てきたが、このシリーズが1番好きで思い出も深い。
そんなシリーズの完結作がついに公開!!約40年の歴史に幕を閉じる!
ということで!!!
めちゃくちゃ高い倍率の前日18:30上映で見てきました!
そしてそのあとの0時上映で見てきました!!
しかも前週のレッドカーペットイベントに当選して
監督のJ.J.エイブラムス、
フィン役のジョン・ボイエガ
ポー約のオスカー・アイザック
ルーカスフィルム取締役キャスリーン・ケネディ
からサインまでもらってきました!!
どうも、小学生の時に決めたメールアドレスが
obi-wan.c-3po@〜
だったくらいスターウォーズ好きな
キミシマムザ裕君です。
早速レビューを!
簡単あらすじ
遠い昔遥か彼方の銀河系で…
スターキラー基地の破壊、クレイとの闘いから約1年後、
レイア率いるレジスタンスは復活した。
生き延びた10数名のメンバー古いつてを頼って同志や宇宙線を集める。
その中には34年前に捕らえられた元老院議員時代のレイアの外航船も含まれていた。一方、ファースト・オーダーの最高指導者となったカイロ・レンは銀河中にその勢力を拡大しながら、ファーストーダーの起源に関する秘密や亡き者にしたスノークの案孤高のパわ0の秘密を探し求めていた…
感想 ※ネタバレなし
ありがとう、スターウォーズ
そしてありがとう、J.J・・・
単純な三部作の完結編というだけでなく、ジョージ・ルーカスが70年代に始めたこの壮大なスペースオペラの9部作としてよくもまぁ綺麗にまとめあげてくれたものです。
しかも間の1作だけ監督別だし(笑)
アクション・映像技術・音楽・そして大事なオタクっぷり…
全てがこの業界の一流のプロたちによって作られているので圧倒的安定感と安心感で楽しむことが出来た。
ただし、ストーリーはちょっと急ぎ足過ぎた感も否めない(笑)
賛否両論の激しかった前回の8作目(自分は好きだけど)の尻拭いとまではいかないけど、三部作の最初と最後が同じ監督で真ん中だけ違う人だったらそりゃあ色々と大変でしょう。元々3作目は『ジュラシックワールド』のコリン・トレボロウ監督の予定で、
JJも1作目だけのつもりだったろうに心労お察しします。
そのためオープニングクレジットから飛ばしまくる展開!そこでネタバレ!?
ほんとなら10時間くらいかけてやってもたりないストーリーラインを見事約2時間でまとめたのだが、やっぱり急ピッチ感は否めません。
でもこのシリーズは映画本編で語られない空白のストーリーをスピンオフやファンの考察で埋めていくという楽しみ方が根付いているのでここからさらに広がる余地を与えたのかもしれないね。
それにしても逆にオリジナルトリロジーへの尊敬の念が強すぎて焼き直しぽくなってしまったのはやはり賛否を生みそう。
メインキャスト
※一部ネタバレあり、ご注意ください。
デイジー・リドリー
新3部作を象徴するヒロインである彼女は成長と葛藤が常に描かれていた。
そして『フォースの覚醒』時には無名で演技経験も多くはなかったデイジー本人がレイの役柄とリンクしているからこそ我々は共感できるのだ。
前作では群像劇的な要素が強くレイの主人公感が少し薄れてきていたが、
今回は圧倒的主人公感!そしてエピソードⅥのルークよろしくフォースの成長が半端じゃない。
そしてやっぱり可愛い(笑)
また、引っ張りに引っ張った彼女の出自もやっと明かされる。
なんとレイの正体は パルパティーンの孫だった!! ※ちなみにパルパティーンはエピソードⅥからずっとイアン・マクミダードが演じています。 初登場時にファンの間で予想されていた の後者が見事に的中! 前作でライアン・ジョンソン監督が 大事なのは血筋じゃない。 的なメッセージを伝えたのに結局戻るんかい! という批判もあるかもしれないが、 最期まで観れば別の意味での”血筋”ではない。ということは伝わると思う。 それにしてもフォースライトニングが使えたときは目を見開いて驚いた(笑)レイの正体は…?
アダム・ドライバー
ファーストオーダーの宿敵として登場した彼も前作を経てレイと非常に繋がりの深い男に。
そもそも今作は彼の物語でもあるという事がよくわかる。
演ずるアダムドライバーは普段は繊細な演技でドラマ系映画への出演が多いので、
今作が今までで一番エモーショナルな演技が見れて特技が活かせたかもしれない。
ジョン・ボイエガ
ただのストームトルーパーからレジスタンスの重要人物に大出世したフィン。
今作では個性や主張の強い主要人物たちをまとめ上げる調整役のようなポジション。
また、彼の過去に言及するシーンなんかもあったりするので注目だ。
ジョン自身もめちゃくちゃスターウォーズオタクなのでファンからも愛されているのも良い。
今後も彼の活躍に期待したい。
オスカー・アイザック
前作でリーダーとしての成長を強いられたポーが今作では再びハンソロのようなアウトローっぽさのある自由な役柄になっていて個人的には嬉しい。
オスカーは新3部作のメインキャラの中では一番知名度と経験のある役者なのでやっぱり彼が画面に映ってる時の安定感が違いますね。
また今作で登場する新キャラはポーと関係していたりするのでそこも注目だ。
ケリー・マリー・トラン
前作でメインキャラだったのに批判的な意見が多かったからか、
それともJ.Jに監督が変わったからかジャージャービンクス並みに登場シーンがかなり減っていて可哀そう。
まぁイヤガラセが多すぎてSNS辞めちゃうくらいケリー自身も消耗してたしね。
もっと言うと前作のあの状態からどうやって回復したのかとかも描かれずただ昇進だけしていた(笑)
ナオミ・アッキー
新キャラのジャナのシーンで注目すべきは乗馬のシーン!
まさかスターウォーズシリーズであんなイカす乗馬シーンを見れるとは!素敵!!
そしてとあるキャラクターについてのパンフレット情報を見ると、もしかしたら…
という仮説が経つ。
セリフでも語られている通り、フィンと同じく幼少期に攫われてストームトルーパーとして育てられたジャナ。 そして中隊まるごと反乱を起こして逃げたというそれだけでミニドラマになりそうなストーリーを持っているが、興味深いのは パンフによると、ランドカルリジアンは実は子供が幼い頃に攫われているというのだ。 そして終盤にジャナとランドで語るシーンと意味深な視線を見るともしかしてジャナってランドの… なんてこともあるかもしれない。ジャナについての仮説
その他キャラ
あとはめちゃくちゃ多いので割愛するが、適当に紹介していこう。
■前作ではメインだったドーナル・グリーソン演じるハックス将軍が一番笑いを誘ったかもしれない。
■故キャリーフィッシャーはCG再現などではなく、
『フォースの覚醒』の未公開映像のみで出演シーンは作られているらしい。
■そんなキャリーの娘ビリー・ラードは3作全部皆勤賞出演
■ケリー・ラッセル演ずるゾーリはポーと昔なんかあったっぽい…っていう役(笑)
顔が見えないのにめちゃくちゃ魅力的な役だったので彼女の表現力と演技力の賜物でしょう!
■ドラマ『HEROS』で心を読む警官だったグレッグ・グランバーグはパイロットのスナップとして再び登場。
■ドラマ『LOST』のチャーリーことドミニク・モナハンがレジスタンスに!
あとはいつもどおりアンソニー・ダニエルズ演じるC-3POとかまぁいっぱいおります。
割愛します(笑)
トリビアやオマージュ
このシリーズは小ネタやオマージュが盛りだくさん!
まだ公開日に2回しか見てないのでほとんど見つけれていない
&情報解禁されていないところが多いので見つけた部分だけ上げていこう!
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⚠️ここからはめちゃくちゃなネタバレ⚠️
🚨ネタバレの暗黒面に落ちないようお気をつけ下さい🚨
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■レジスタンスと旗艦となる船はエピソードⅣとローグワンでレイアが乗船してベイダーに囚われて回収されたCR90コルベット号!ずっと保管されてたんだね(笑)
■ポー・ダメロンがレジスタンス基地で「ジュニア!」と呼ぶ隊員は前作で死亡したアクバー提督の息子!顔もそっくり!(笑)
▪️惑星パサーナでのスピーダーシーンはエピソードⅠのポッドレースとエピソードⅥのエンドア森林での追走劇のリスペクト!?
▪️惑星パサーナで行われる"先祖のフェスティバル"は42年周期!
スターウォーズ42周年とかけている…?
▪️予告にも合った惑星ケフ・バーでの草原で7人が並ぶシーンは黒澤明監督の『七人の侍』のオマージュ。
▪️今回の「イヤな予感がするぜ…」はランドカルリジアン将軍!
▪️新しいドロイドD-Oの声は監督のJJエイブラムス。出たかったんだね。
▪️惑星オクトーに逃げてきたレイにフォースの霊体で現れたルークが自らのXウィングを浮かせるシーンはエピソードVのヨーダのオマージュ。
■レイとレンのライトセイバー最終決戦はオビワンとアナキンのムスタファーでの戦いがかなり意識されてる!旧共和国時代のライトセイバーの型は失われているはずだが、自然と全盛期のジェダイバトルのようになっていて最高!
レイは多分第六の型ニマーンに近いのかな?
逆手持ちしたり、二刀流っぽくしたりアソーカっぽいなちょっと
■記憶の中の残像として現れた(意味わからんけど)ハンソロとカイロレンの会話で、
改心したベンが「父さん…」となった時にハンが返す言葉が
なのはエピソードⅤとⅥのハンソロとレイアのやり取りのオマージュ。泣きました。
▪️最終決戦で駆けつけたレジスタンスの中にオリジナルトリロジーの凄腕パイロットウェッジアンティリーズが一瞬登場!セリフも一言だけあるぞ!
▪️パルパティーンとレイの一騎打ちの時に聞こえる声はヨーダやオビワンだけでなく、クワイガンやメイス・ウィンドウ。そしてアニメ『クローン・ウォーズ』キャラのアソーカ・タノなどジェダイによるオールスター感謝祭となっている。聞き逃すな!
※追記:全員判明したのでここに記しておく※
▼ルーク・スカイウォーカー
▼アナキン・スカイウォーカー
→プリクエル三部作のヘイデン・クリステンセンが
「フォースにバランスをもたらしてくれ、僕がそうしたように・・・」
の声を当ててる!すげぇ!
▼オビ=ワン・ケノービ
→『フォースの覚醒』ど同様ユアン・マクレガーが
「これが最後のステップだ…」
と一言!重みが違う!
→アレック・ギネスの「レイ…」も『フォースの覚醒』同様確認済み!
▼メイス・ウィンドウ
→旧共和国時代の最強ジェダイ。個人的に一番好きなジェダイでした。
もちろん声はサミュエル・L・ジャクソンオジキ!
▼ヨーダ
こいつだけ喋り方と声でわかりますよね(失礼)
▼クワイ=ガン・ジン
オビワンの師匠である彼の声まで!リーアム・ニーソンありがとうございます!
▼アソーカ・タノ
→『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』のメインキャラでアナキンの弟子!
スピンオフ追ってきた勢としてはたまらない!
▼アイラ・セキュラ
▼ルミナーラ・アンドゥリィ
▼アディ・ガリア
▼ケイナン・ジャラス
→『反乱者たち』のメイン登場人物
ってことで多すぎ!!オタクみが強すぎ!!
▪️最後にマズカナタがチューイにあげたメダルはヤヴィンの戦い(エピソードⅣラスト)でハンソロが勲章としてもらったもの。
↑何故かこの時ルークやソロは首からかけてるのにチューイは貰えてなかったことに対する皮肉もあるかも?
▪️レイが作ったオリジナルのライトセーバーはジェダイテンプルガードというアニメ『クローン・ウォーズ』に出てくるキャラが作っていたものと同じだとしたら、素材的にずっと持ち歩いてた長い棒を改造してダブルブレードにしたのかな?
▪️ラストのタトゥイーンの夕焼けは言わずもがなエピソードⅣのルークとエピソードⅢのオーウェンおじさん達のオマージュ。
あとはトルーパーの中とかめちゃくちゃカメオ出演してるんだろうなぁ。
見つけ次第追記していきます。
まとめ
独立した1つの作品としてはやはりツッコミどころも沢山あるかもしれないが、
J.Jは本当に上手くまとめてくれたと思うし、見事な幕引きだったと思う。
スターウォーズはこれからも続いていくんだろうが、
自分の青春と共にスカイウォーカーの時代は終わった。
そしてまた新しい世代の子供たちが別の物語にワクワク胸を躍らせていくのでしょう。
この時代に生まれて本当に良かった。
こんな人にオススメ
- スターウォーズ好き
- 映画界の歴史を変えたシリーズが観たい方
- このお祭り騒ぎに乗っかりたい方
おあとがよろしいようで…