印象セリフ
「誰かをマネるな
自分らしさを出せ」
製作国:アメリカ
製作年:2019年
上映時間:108分
▼予告編▼
はじめに
皆さんはWWEをご存知だろうか?
World Wrestling Entertainment
の略でアメリカを代表するプロレス団体であり、
世界中のプロレスラーが憧れる最終目標だ。
今作はそんなWWEが舞台のお話…ではなく!!
そんなWWEに憧れてやまないイギリスの片田舎に住む少女が主人公のお話なのだ。
なにそれ!絶対スポコンでおもしろいじゃん!
ということで見てきました。
どうも、WWEから俳優になった人は無条件で好きになってしまう男、
キミシマムザ裕君です。
早速レビューを!
簡単あらすじ
イギリス北部でレスリングジムを営むナイト一家。
中学1年生の時からリングに立っている18歳のサラヤはいつかWWEの試合に出て一家を盛り上げたいと願っていた。
兄ザックもプロレス命だが、その一方で愛する彼女と結婚して普通の家庭を持ちたいとも考えている。そんなある日、WWEのトライアウトに参加した2人は尊敬するスーパースター、ドウェイン・ジョンソンと対面を果たす。兄妹は大喜びでトレーニングに励むが、サラヤだけが次のステージに進みフロリダへ行くことが決定し…(映画.com引用)
感想
階級社会の悲哀を豪快に吹き飛ばせ!
ちゃんと知らなかったが、今作は実話を元にした物語なのだ。
英国の片田舎に住んでいた少女がWWEで成り上がっていくなんてサクセス物語。
たしかにハリウッドが喉から手が出るほど欲しがりそうな題材!!
しかもそれをWWE出身のスーパースタードウェイン・ジョンソンが映画化権を買い取ってプロデューサーに名乗り出て今回の映画化が決まったのだ!
少女が努力を積んで成功への道を掴んでいく王道な展開だけでなく、
成功しない側の人間のドラマもしっかり描いてくれたのが素晴らしい。
それにしてもプロレスに限らずスポーツ一家って家族一丸となって目標に向かっていく感じが良いよね…。普通の家族ではあまり見れない直球な団結感が見れてよい。
キャスト
フローレンス・ピュー
「ここが私の故郷だ!」
めちゃくちゃに美人なわけでも、めちゃくちゃにスタイルがいいわけでもない。
等身大の英国少女が成り上がっていく!そんな成長物語嫌いになるはずがありません。
主演のフローレンスちゃんの目つきの悪さと口の悪さがまた役にぴったりで素晴らしい。
ただ実物はもっとセクシーなようなのでそっちのが好きかも(笑)
この子はこれからも売れるな…と思ったら!!
全然気づかなかったけど、『ミッドサマー』の主演の子だったんか!
(👇真ん中で泣き叫んでる金髪👇)
ジャック・ロウデン
こちらも『ダンケルク』で上品なパイロットを演じてから少しずつ売れてきているイケメン英国俳優。
彼も無駄にムキムキな身体づくりではなく、田舎のプロレスラーにいそうなちょっとムチっとしたボディがまたリアルでよかった。
また、今作のもう一人の主人公と言っても過言ではない兄の役で、
成功する妹と対照的に描かれる切なさが溜まらない。
『シングストリート』のお兄ちゃんに通ずるものがあるので、
全国の長男の皆さんは気を付けてください(笑)
ニック・フロスト&レナ・ヘディ
サイモン・ペッグの相棒というイメージから少しずつ離れてきたオデブキャラのニックの乱暴な父親も良かったが、
『ゲームオブスローンズ』の残虐ママを演じたレナが今作では不器用だけど温かみのある母親役で最高です。歳を取ってもずっと愛し合える夫婦っていいよね。
ドウェイン・ジョンソン
プロデューサーにして、目立ちすぎないけどいいポジションの本人役。
最近は俳優としての活動が多いので、今作ではプロレスラー時代のキャラをちょっとだけ見れるのでファンにはたまらないでしょう。
やっぱりスキンヘッドの方がかっこいいですね。
ヴィンス・ヴォーン
『ウェディングクラッシャー』 コメディ映画の印象が強い彼だが、
意外と『ハクソーリッジ』などでも鬼軍曹を演じるなどシリアスな役柄も上手いのです。
めちゃくちゃに厳しいけど実は教え子想いっていう教官はもう世界共通で好きになるもんです。ずるいです。
その他
あとは主人公と同期になるブロンド美人達美しくて、画的に男臭いプロレス映画に華を持ってくれた。そして彼女達と主人公の関係の成長も素晴らしい。
まとめ
スポコンで、ガールズムービーで、プロレスの魅力たっぷり!
こんな王道なストーリー嫌いになるわけがありません!!
そして誰か詳しい人WWEの楽しみ方と入門編をレクチャーしてくれ!(笑)
こんな人にオススメ
- スポコン好き
- ガールズムービー好き
- ドウェイン・ジョンソンのファン
おあとがよろしいようで…