「口が埼玉になってしまうわ!」
千葉県に生まれ、千葉県で育ち、
東京を江東区→江戸川区→杉並区
と転々と生きている男。
それが私、キミシマムザ裕君です。
そんな私が大学の頃に気づいたこと、
それは
埼玉県民VS千葉県民
がライバル意識メラメラなこと(笑)
たしかに生まれたころから無意識に…
埼玉を下に見ていた僕がいたかもしれない…
そこで敢えて埼玉県民の同僚や
千葉県住みの上司などを連れて映画館で鑑賞!
原作は未読です。
さっそくレビューを!
簡単あらすじ
むかしむかし、出身地・居住地によって激しい差別が行われている日本にて、東京の超名門校白鵬堂学院に麻実麗という男子学生が転入してくる。
容姿端麗で都会的な物腰を身に着け、学問・スポーツ共に優れた麗に学院の学生たちは魅了され、当初は麗に反発していた、自治会長・白鵬堂百美もやがて麗を慕うようになるが、実は彼は埼玉県民のスパイで…
感想
「埼玉県人にはその辺の草でも食わせておけ!」
はい、草です。
最高のエンタメ作品!!
埼玉じゃない映画館で、
初日の初回上映でもないのに
まさかのエンドロール後に
!拍手の嵐!
こんなの
『アベンジャーズ』シリーズ
『スターウォーズ』シリーズ
の初日初回を鑑賞した時以来だ(笑)
埼玉を知り尽くした製作者による
絶妙な愛のあるディスり合戦!
小型春日部蚊による伝染病サイタマラリア
や東京に来るのに通行手形が必要だったり…
とにかく悪質なイジりが多い!!
もちろん
- 千葉
- 茨木
- 群馬
- 栃木(微妙?)
もディスの対象になるので、広い心で観よう(笑)
これは関東圏の微妙な立ち位置の県だから出来ることであって、
本当に地方の県等を題材にしたらダメなんだろう。
そのため今作は
「埼玉でないと成立しない」
きっと他の県では差別に繋がってしまう。
とにかくギャグセンスとご当地ネタチョイス、
そして県ごとの微妙な関係値を見事に笑いに昇華出来ていた!
あとわざと古臭い少女漫画チックにしたのも正解!
これが現実と非現実、真面目さとバカらしさのバランスをとっていた!
劇伴をハンス・ジマーっぽく仰々しくしたのも、
個人的には大正解だ(笑)
キャスト
GACT
「一緒に行かないか、所沢へ」
年齢不詳な美しさを持つGACKT様が高校生役!
今作では
- 英語
- フランス語
- 北京語
- スペイン語
を流暢に話す都会指数の高さだ!(笑)
「ダさいたま…アホくさいたま…」
からはじまる名演説も注目しよう!
まさかの役者と濃厚なキスシーンもあったりして、
ファンは観ないと損すること間違いなしだ!
ちなみに出身地は沖縄県
二階堂ふみ
「埼玉県人の味方をするつもりか?」
”ももみ”という名前だが、男の子です。
ふみちゃんが最近では珍しく一切脱がない!
でもGACKTに恋しちゃう可愛い男の子を好演!
ちなみに出身地は彼女も沖縄県
伊勢谷友介
「貴様、さては埼玉だな?」
千葉県民の皆さんお待たせいたしました!
千葉あるあるネタだけでなく、
埼玉との遺恨も面白おかしく闘ってくれて最高!
我々が抱えていた疑問
【千葉に何故”東京”の付く名前のスポットが多いのか】
も今作で解決してくれます(笑)
ただ伊勢谷さんは世田谷出身です。
この勝ち組め!!!
他にもぱるる・ブラザートム・麻生久美子・成田綾・間宮翔太郎・京本政樹・
などなどよく見る人たちが多数出演
あとこいつとかね。
まとめ
そんな今作だが、原作では埼玉県民からのクレームは0だそう。
そんな海もないし山もないし胸もない県だが、
誇りと心の広さは日本1なのかもしれない。
一緒に見に行った埼玉県民とも
今後はもっと仲良くやれそうだ。
はなわによるエンドロール中の曲も面白いので
是非最後まで席を立たずにお楽しみあれ。
(フルVerは是非劇場で)
まぁ結論からいうと
千葉の方がいいけどね
こんな人にオススメ
- 埼玉県民の方
- 千葉県民の方
- 東京・神奈川住みで高見の見物をしたい方
- 関東圏内住みの方(ギリ)
逆にそれ以外居住の方にこのローカルネタがわかるかが不安です(笑)
おあとがよろしいようで…