キミシマムザ裕君の映画部屋

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『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』映画レビュー 「有名映画監督の妻はつらいよ」

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「成功したいと思って、

   映画を作ってはダメだ」 

▼予告編▼


『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』 予告

皆さんはこの映画監督をご存知ですか?

ニコラス・ウィンディング・レフン

ていう覚えづらい名前なんですが、

代表作は見覚えのあるものばかりの奇才!

デンマーク出身の48歳!

次回作が常に期待されている男です!

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※レフン本人

一番有名なのはゴズゴズの

『ドライブ』

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他にもエルファニングちゃんの

『ネオンデーモン』

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とかトムハーディの╰⋃╯が見れる

『ブロンソン』

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とか良作揃いの監督さんなのです。

今作はそんな彼の奥さんが

撮影期間中のレフン監督の内面に迫ったドキュメンタリー作品!

 

簡単あらすじ

『ドライブ』の成功から次はもっと攻めた作品を撮ろうと思ったレフン監督。

次の撮影地に選んだの故郷でもハリウッドでもなく、タイ。

10か月もの長い撮影期間を離れて暮らすのを避けるために、妻と子供は彼に付いていく選択をする。そこで妻は監督である夫の姿を赤裸々にカメラで映し出すが…

 

感想 

天才監督も、ひとりの人間。

そんなことがよく分かる作品だ。

自分が作りたい作品と、世の中が求めている作品の違いに苦しむレフン。

やはりクリエイターが陥る悩みってのは総じて同じもんなんですね。

そしてあんなバイオレンスな映像を撮っているのにめちゃくちゃファミリーマン!

妻や子供とウフウフキャッキャはしゃいでいる姿はとても微笑ましい。

それでもやはり仕事のストレスを妻に八つ当たりするシーンなどを見ると彼も1人の人間だとよく分かる。

なんなら結構ネガティブじゃね!?(笑)

 

 

キャスト

ニコラス・ウィンディング・レフン

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前述の通り怒ったりネガティブになったり悩んだりとラブコメのヒロインみたいに感情の起伏を顕にしてくれる。

てか奥さんに私生活を撮られたあげく劇場公開されるってめっちゃ嫌だな(笑)

 

ライアン・ゴズリング

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 レフンの親友的な俳優。監督自身も

「うちら双子ちゃん~☆♡」

と言っちゃうくらいのソウルメイトらしい。

監督の子供と戯れる姿がたまらなく可愛いので必見。

 

アレハンドロ・ホドルフスキー

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※こんなシーンはありません(笑)

カルト映画の大先輩も登場。

『エルトポ』『ホーリーマウンテン』

とかヤバいので見て下さい。

そんな彼がタロットカードでレフン監督の将来を占ったりしてます。

きっと多大な影響を受けたんだろうなぁ~

「成功しようと思うな」

とニコニコ言ってて核心をついてた。

 

まとめ

 鬼才監督も悩みは普通の人間。

期待されたり、失望されたり

成功したり、失敗したり

「私の夫、変人扱いされてるけど、

 意外と普通の男なのよ、そこんとこわかってね」

って奥さんが伝えたかったのかな?

まぁ見終わったあと思ったのは

 

「やっぱこの人変人だ」

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おあとがよろしいようで…