印象セリフ
「あなたを助けるためよ…」
製作国:アメリカ
製作年:2019年
上映時間:90分
▼予告編▼
はじめに…
突然だが皆さんは女子同士のドロドロな人間関係って嫌にならないだろうか?
自分は少し距離を置いて見る分には楽しめるので割と好きだ。
そこには嫉妬・羨望・憎悪.......。
様々な感情が入り混ざってイザコザが起きてしまうものだが、
果たして今作の主人公達には何があったのだろう…?
Netflixってこういうゾワゾワしたサスペンス好きだよね!!
だから俺もお前のこと好きだよ!
どうも、「女子会」という会合に何故か男子1人だけ呼ばれることも少なくはない男こと、キミシマムザ裕君です。
さっそくレビューを!
簡単あらすじ
超名門音楽学校の秀才だったシャーロットは倒れた母の介護のために音楽の道を諦めて10年が経っていた。しかし母が亡くなってから数年後、彼女は元学長と接触し再び音楽の世界に足を踏み入れることになるのだが…
感想
二転三転!?!?おやおや!?
どうやらただのドロドロ劇ではなさそう…
って具合で割とストーリーを楽しませてもらった怪作。
最初は音楽業界に帰ってきた主人公が自分の代わりにチヤホヤされる次世代女子にモヤモヤしながらも仲良くなってなんか変な旅行劇を見せられるという謎なストーリー回しだったのだけれどまさかそこから数十分であんなことやこんなことになるなんて!!
なんか完全なる偏見なんですけども、音楽や絵画などの芸術を極めていくタイプの人間って最終的に変態になっていくよね色んな意味で(笑)
結構描写は生々しくて、虫が身体を這ったり、人体切断があったりと視聴者を選びそうな作品ではあるのでそこは皆さんご注意いただきたい。
完璧【パーフェクション】を目指した結果今作はとんでもない方向へと進んでいくのである。
キャスト
アリソン・ウィリアムズ
ホラー好きの方はどこかでピンと来ているかもしれないが
『ゲットアウト』の彼女である(笑)
張り付いた笑顔の向こう側に何か企みがあるキャラが得意なようだ。
まぁ顔は可愛いから全て許そう…とはならないけども。
ローガン・ウィリアムズ
今作で初めて見た女優だが独特な表情と色気を持っていて結構好き。
最近の黒人女優はテッサトンプソン然りこのチリチリパーマが流行っているのだろうか?
まとめ
昔から吹奏楽部の女子ってよく陰湿な対立が多かったよな…
という謎の思い出に耽りました。
てなわけで思ったより変な方向に進んでいく映画ではあるのだが、
なんといってもネタバレなしでは多くを語れない作品の性質上まとめるのも大変。
ということで意外と
「見てない作品のネタバレを読むのも好き」
という方が一定層いることを最近知ったので、
以下ネタバレまとめでお別れさせて頂こう!
ネタバレが苦手な人はこの一言だけ覚えておけば大丈夫だ!
女を舐めたら痛い目みるぞ!
それでは!!
以下ネタバレ(結構長い)
実は時系列も戻ったりと若干めんどくさい構成になっているのだが、 簡単にまとめると 【主人公がいた音楽学校は昔から天才少女を拷問でいたぶる変態校長の巣窟だった!】 というトンデモなオチだ! 最初は主人公が若き天才美人チェリストに嫉妬して腕を切り落とした! というサイコな愛憎劇かと思いきや、 実は主人公はその子を守るために行っていた凶行であり、腕を失うことでチェロの演奏が出来なくなった彼女を変態校長の興味から逸らすという作戦だったのだ…!! いやもっとマシな方法あっただろ!( ゚Д゚) どっちにしろ頭おかしいわ!! という突っ込みはさておき、最初恨みまくっていた美人チェリストもその意図に気づいて主人公と共闘! ヤられたフリして潜入した主人公と変態校長With変態教師×2を一掃! そして今までの校長への恨みを晴らすように最後はこんな感じに⤵ ヒィィィィィイイイイ!!! そしてお互いに失った片腕を補うように二人で奏でるチェロはまさに ・・・・・・・・・。 【パーフェクション】 なのであった…。結末は…
こんな人にオススメ
- 先が読めないサスペンスが好きな方
- 女子のドロドロが好きな方
- Netflixオリジナル作品に安心感のある方
おあとがよろしいようで…