印象セリフ
「この島で隠し事はできない」
製作年:2019
製作国:アメリカ
上映時間:106分
※この記事には後半に一部ネタバレがございます。
▼予告編▼
『セレニティー: 平穏の海』予告編 - Netflix [HD]
動画配信NETFLIX
オリジナル作品の質と量も豊富になってきたが、
アメリカ以外で未公開で終わってしまう作品を全世界配給として配信してくれるのも彼らの魅力だ。
今作も日本では未公開になってしまったが、なんとかNETFLIXが拾ってくれた作品の一つ。
今をときめくハリウッドスターがこんなに出演してるのに日本じゃ見れないなんてことになったら国外逃亡しか手がないからね!(笑)
あ、どうも、キミシマムザ裕君です。
さっそくレビューを!
簡単あらすじ
ベイカー・ディルは漁師として平穏な生活を送っていた。そんなある日、元妻のカレンが訪ねてくる。彼女は「夫が私と息子のパトリックに暴力を振るってくる。夫を殺すのを手伝って欲しい」と頼み込んでくるが…
感想
「なるほど、そう来たか。」
とぼそっと唸ってしまった作品。
まぁ言ってしまえば日本未公開だったことに納得出来てしまうくらい、とある展開についていけないとかなーり唖然としてしまう作品。
美しい海、捕まらぬ巨大マグロ、
現れた謎の元妻、性悪なDV夫。
彼らが向かっていく結末は・・・。
今作を”南海愛憎サスペンス”として簡単にカテゴライズしてしまうととても危険なので皆さんは気を付けて頂きたい。
※最後にネタバレをします。
キャスト
マシュー・マコノヒー
俗世間から離れただらしない男がやっぱり良く似合う。
ヨレヨレの衣服に生気を失った瞳。
でもどこか色香とカリスマを感じるのがさすがたなぁ〜。
真実を知ったあと彼は何を思ったのだろう。
アン・ハサウェイ
相変わらず美しい!
久々のフルヌードは叶わなかったが、
服を脱ぐシーンと軽い濡れ場があるのでファンは必見。
金髪は似合わないのでやめてほしい。
ジェイソン・クラーク
『ターミネーター:新起動』の続編が製作中止になり、
なかった事にされてしまった悲しき
出来損ないの方のジョン・コナー。
こういう性格の悪い役がピッタリ。
最後らへんの酔っ払った演技は楽しそうだった(笑)
ジャイモン・フンスー
主人公に助言を与える脇役ポジションとして最近活躍中の彼。
今作でも
”意味深なことをいうけど本編とあんまり関係ない”
という大事な役割を担っているぞ。
MARVELではガーディアンやキャプマ、
DCではアクアマンやシャザムなど忙しい貴重な存在だ。
それにしても白髪になるの早くない?
あとは色欲おばさんとしてダイアン・レインが出ていた。
まとめ
さて、引っ張りに引っ張ったが今作の真相は普通の映画とはひと味違う。
ネタバレが苦手な人はこの下を読まない事をオススメする。
※以下ネタバレ(▶☚をクリック)
この島では隠し事は出来ない
実は主人公は戦争で命を失った故人であり、 彼が見ていた世界や人々は実は息子がコンピューターの中で繰り広げていたバーチャルシュミレーション的世界の出来事だ。 息子の成長を観れずに死んだ主人公も、 こんな形で息子と交流することが出来たのは幸か不幸か、 彼の雄叫びがただ虚しく響き渡る・・・。 息子の悲願であったDV夫をあの世界で殺すことで現実世界の息子も・・・ おっと誰かが来たようだ。
こんな人にオススメ
- NETFLIオリジナルが好きな方
- 綺麗な海のサスペンスが観たい方
- 謎な展開に耐えられる方方
おあとがよろしいようで…