「伝説から社会現象へ」
製作年:2005年
製作国:イギリス
上映時間:103分
▼予告編▼
皆さんはQUEENをご存知ですか?
現在、アカデミー効果もあって更に盛り上がりを見せる映画
『ボヘミアンラプソディ』
の題材ともなったモンスターバンド!
そんな素晴らしい作品だが、一部の方々からは
あそこは史実と違うよねぇ~
と突っ込まれがちなのだ。
そんな奴らには言ってやりましょう。
うるせぇ!!
そんなのわかってる!!
わかってても良い映画なんだよ!!
と(笑)
でも実際の彼らの情報もっと知りたいよね?
マウントをとってくるおじさんたちに知識で対抗しておきたいよね?
そんな君は今作を見ておいて損はない!
どうも、キミシマムザ裕君です。
それではレビューに!
簡単あらすじ
1973年のデビューから、世界的ヒット曲となった「Another One Bites a Dust」をリリースした80年までの軌跡を「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」といったバンドの代表曲のライブ映像や秘蔵映像を時系列で追いながら、クイーンを熟知する音楽評論家などとともに、名曲と当時の音楽シーンを検証する…
感想
Queen - Killer Queen (Top Of The Pops, 1974)
のMVから始まる今作。
結成当初から80年の黄金期までを各ヒット曲やアルバムを解説していきながら進んでいく構成だ。
映画『ボヘミアンラプソディ』では意外と知られてなかった事実も教えてくれて面白い。
- MTV出演はデビッド・ボウイのキャンセルが原因だった
- セックスピストルズと隣のスタジオだった
- ↑そこでシドヴィシャスとフレディが喧嘩
などなど意外な情報が満載!
[We Are The Champion]の重要性や
[Another One Bites a Dust]での大ブレイクの背景等も知れる!
やはり唯一無二のバンドだからこそか、
パンクバンド達とはウマが合わなかったんだとか(笑)
全員が作曲出来るってのはこのバンドの強みですな。
ダメなところ
さっきからべた褒めばっかり!
かと思いきや正直作品としては盛り上がりに欠けて、
イマイチな印象だったのである。
ちょっとだけまとめると、
1.インタビューする人数が少ない
そもそも音楽評論家数人しか出てこない!
せめてブライアンとロジャーからインタビューとかしてよ!
過去のフレディの映像だけでごまかすな!(笑)
2.ライブ映像が少ない
ライブは細切れだし、未公開映像なども少ない。
「そのライブ見たよ!」
って感じにしかならないのだ。
3.思ったより予想外のことも言ってない
さっきは知らない事実を色々知れた的なことをドヤ顔で言っていたが、
今作で初めて知った事実はほとんどない!
ネットで調べるだけじゃ出てこないようなコアな話ももっと欲しかった。
↑意味深なキャプチャ画像
まとめ
映画のおかげでQueenは老若男女オタクもニワカも大好きなバンドへと化しただろう。あなたにオススメ
- Queenのファン
- 初期のQueenが好きな方
- 『ボヘミアンラプソディ』からハマった方