「ロックンロールを忘れちゃいけない」
製作年:2006年
製作国:イギリス
上映時間:77分
▼予告編▼
伝説から社会現象となったクイーンの軌跡を追うドキュメンタリー/DVD『クイーン ヒストリー2 1980〜1991』予告編
皆さんはQUEENをご存知だろうか?
現在、アカデミー効果もあって更に盛り上がりを見せる映画
『ボヘミアンラプソディ』
の題材ともなったモンスターバンド!
そんな”ボラプ”の史実と異なる部分を、
結成当初から’80年まで紹介したのが前回。
でも、ライブエイドの後って
「フレディは星になりました。(完)」
とあっさり終わってしまって、
あの映画からQueenを知った方々は、
もっと彼らを知りたくなったんじゃないだろうか?
そんな君にオススメするのが今作!
しかも幸か不幸か”ボラプ”には
続編の噂があるんだから
あのブライアン・メイも
ひょっとしたらあるかもね(笑)
とか言ってるから困っちゃう!
あのまま綺麗に終わらせてよ!
と思ってるのが個人的見解です。
どうも、キミシマムザ裕君です。
それではレビューに!
簡単あらすじ
バンドの第2次黄金期とも言える1980年からフレディ・マーキュリー死去の91年までを追った。激動の音楽シーンの渦中で常に変貌し、議論を呼んだクイーンのサウンドを、ライブ映像や秘蔵映像を交えながら、時系列に沿って検証していく…
感想
Queen - Flash (Official Lyric Video)
のMVから始まる今作。
80年代の成熟期からフレディの死までを描く第二章!
個人的にも結成当初の曲ばかり聞いていた自分としてはあまり知らない曲のエピソードも聞けて1作目より満足感が高い。
改めてこのバンドは常に進化を求めて、前進を続けていることがよくわかる。
別の方向性の音楽に挑戦し、時には失敗などを繰り返しながら進み続ける。
評論家曰く
「フレディが悪人でなくてよかった。
彼の影響力は世間を動かしてしまう」
というほどなのだ。
ライブエイドの~85年までは”ボラプ”の復習として見れて、
85~91年はエンドロール後空白な情報を埋めるという意味で大事になってくる。
特に面白かったのが、フレディ晩年の名盤
「Innuendo」(1991)
についてでで「Bohemian Rapsody」の再来と言われた挑戦的なタイトルロールやその他のフレディやバンドメンバーの状況、心情などをそれぞれの評論家の意見などが聞ける。
そこを含めてこのアルバムを聞きなおしてみると、かなり受け取る印象が変わった。
一応その曲のPVも貼っておく。
Queen - Innuendo (Remastered Audio 2011)
その後のエピソードも面白いのが多く、
- 死後発売されたアルバムの賛否
- Track13の意味
- ミュージカル「We Will rock You」の大失敗
等知らない情報沢山!
『ウェインズワールド』という映画でボラプの曲がまたアメリカで再ブレイクしたというのが驚きだった。
そう、この出演者は映画『ボヘミアンラプソディ』のイジワルなレコード会社社長を演じたマイクマイヤーズなのだから皮肉なキャスティング!
↑ボヘミアンブーシットでお馴染みの彼
ダメなところ
え?前の記事でも見た気がする?
だって懲りねぇんだもん!
同じことするんだもん!(笑)
またまたやらせて頂きます。
1.インタビュー人数が少ない
まぁた音楽評論家数人しか出てこない!
せめてブライアンとロジャーからインタビューとかしてよ!
過去のフレディの映像だけでごまかすスタイルは健在!
今回はただ他のメンバーの映像も多めだったので許そう。
2.ライブ映像が少ない
ライブは細切れだし、未公開映像なども少ない。
「そのライブ見たよ!」
って感じにしかならない。
なんならライブエイドはボラプで観てるしね(笑)
ただライブエイド以降のライブ映像はあんまり見てなかったのでそこは良かった!
まとめ
個人的には一作目より知らないことを知れて、あなたにオススメ
- Queenのファン
- 後期Queenが好きな方
- 『ボヘミアンラプソディ』以降を知りたい方