はじめに…
皆さん、そろそろ梅雨も明けそうで暑い夏をお過ごしだろう。
そろそろ夏らしいことがしたい!!
でも、外に出て海やプールに行くのは億劫…
そんな人は家で夏らしいことをしてる人たちの映画を観るのがオススメだ。
いや、もっと言えば夏らしく楽しんでるパリピたちを無残な姿にしてくれる映画を見るべきである。
そう、ピラニア映画ですね。(脈絡がない)
ということで気分でピラニア映画を4本も連続で観ちゃったのでレビューを!
どうも、ピラニア映画なんて全く見たことがないド素人
キミシマムザ裕君です。
1本ずつオススメを!
ピラニア
- 製作年:1978年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:93分
あらすじ
夜の山中で偶然見つけた施設に入り込んだカップルが、施設内のプールで何かに襲われた。数日後、行方不明となったカップルを探すために現地を訪れた女性調査員マギーは、酔いどれガイドのグローガンを雇ってカップルの足取りを追い、施設へたどり着く。そこはアメリカ陸軍の極秘施設であり、プールには兵器として品種改良されたピラニアが飼育されていた。プール内を確認しようとマギーが水を抜いたことにより、獰猛なピラニアの群れは河川に放たれ、殺戮を繰り返しながら下流のキャンプ場に迫る…(Wikipedia引用)
解説
これぞ元祖ピラニア映画の原点だ!
1975年に大ヒットした『ジョーズ』以来、無数に生産されてきた生物パニック映画のうちの一つで監督は『グレムリン』で少し有名になっていくジョー・ダンテ監督。
当時のSFXとしてはなかなかの技術を使っているらしいが、そもそもピラニアがほとんど映らない!!!醍醐味!!!どうした!!
後半のピラニア大パニック以外は割と真面目に話が進んでいくので面白味はイマイチ…。
軍の実験によって生まれた食肉ピラニアが大暴れという流れだけど、そのピラニアを軍はどうやって活用するつもりだったんだろう?(笑)
調子に乗ってるフラグ回収男女(↑)が痛い目を見るのは最初のきったないダムで無断遊泳してるときくらいで、それ以外は割と無垢な子供たちキャンプ場やお客様が殺されまくる!
その描写は作り物感があるとはいえなかなかリアルで見ごたえあるので、古い映画とは言え、一見の価値はあるぞ!
あと結局君はなんだったの…↓↓
また、今作はさておき実は作られていた続編の方が知名度が高いかもしれない。
そうその名も邦題は『殺人魚フライングキラー』
あの『ターミネーター』『アバター』などの名監督ジェームズ・キャメロンが監督デビューした記念すべき作品は実はピラニアの2作目だったのだ!
しかしキャメロンはキャリアの汚点だと考えているらしく、話題にするだけで怒るとか…。
何故なら最悪の状況で撮影開始したのにも関わらず5日で解雇されてクレジットだけ残されというトンデモない仕打ちをうけたからだ。
天才監督も若い頃には苦労したんだな…。
その話はしないでくれ…
ピラニア 3D
- 製作年:2010年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:87分
▼予告編▼
あらすじ
毎年スプリング・ブレイクには、町外から45000人以上の学生がやってくるビクトリア湖。例年は、酔っ払いの学生とそれに対する地元の老人からの苦情に悩まされていた町役場だったが、今年は湖に突如として発生した外来種の人食い魚の対応に迫られることになる……(映画.com)
解説
これぞパリピ惨殺映画の最高峰!
先ほど紹介した元祖『ピラニア』のリメイクながら、パリピ感とグロにステータスを振りまくった思い切った快作。
監督は『ヒルズハブアイズ』『ハイテンション』などグロ描写がピカイチな
アレクサンドラ・アジャ監督!ナイスな抜擢!
春休みにビーチで濡れTシャツコンテストなる卑猥で不健全なイベントをしている若者たちを切り裂く貪るピラニアの群れ!
しかも軍の秘密実験とか小難しい話は一切ナシ!
自身で湖底に潜んでいた狂暴なピラニアが来ちゃっただけなのだ!楽ちん!
とにかく美女に次ぐ美女、おっぱいにつぐおっぱいなのでとても景気の良い映画だ。
しかも割とキャストも豪華。
『ミッションインポッシブル』シリーズのウィング・レイムズ
吹替版はなぜか出川哲郎という可哀そうな立ち位置だが素敵な保安官だった。
『バックトゥザフューチャー』のクリストファー・ロイド
も豪華に無駄遣いしてくれるので絵的に飽きることはないでしょう。
あ、あとグロ映画仲間のイーライ・ロス監督もしっかり出てくれてます(笑)
ただ最初にも言った通り、グロ描写はかなり大胆なのでご注意を!
ピラニア リターンズ
- 製作年:2012年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:83分
▼予告編▼
あらすじ
古代ピラニアたちがヴィクトリア湖を襲ってから1年後。ヴィクトリア湖は政府の手で徹底的な駆除作業が行われ生物が住めない状態となり、付近はゴーストタウンが蔓延していた。だが彼らはしぶとく生き残り、新しい住処を探して旅立ち、そして新たにオープンしたウォーターパーク「ビッグ・ウェット」にたどり着く…
解説
あのパリピ惨殺映画が帰ってきた!
監督は変わり、おそらく予算も少なくなったであろう今作。
それでも目指す方向は変わらない!実力は明らかに落ちていても頑張りが見えて嫌いになれない作品だ。
エッチな美女もグロ描写も少し物足りなくなったものの、その代わりと言ってはなんだがドラマ『ベイウォッチ』のデヴィッド・ハッセルホフが本人役で登場する!
彼って『ガーディアンズオブギャラクシーVol2』でもそうだけど、カメオ出演多いよね?
また前作でやられてたと思ってたウィング・レイムズや引き続きのクリストファーロイド爺まで出てくれるので割と豪華なのだ!
↑このアホな魔改造好き(笑)
全体的に1作目よりクオリティは下がっているもののそれなりに楽しめる。
ただラストだけ倫理的に受け付けなかったのでマイナス。
一番怖かったのはお風呂のこのシーンです。
女性のアソコからピラニアが出てきて男性のアソコを噛みちぎるっていうシーンはとても性教育としては素晴らしいと思います。
ピラニアシャーク
- 製作年:2015年
- 製作国:ドイツ(ドイツ!?)
- 上映時間:79分
▼予告編▼
あらすじ
新たな生物兵器として研究開発中の異種交配生物、通称“ピラニアシャーク”。ある事情で開発計画が頓挫し、多額の損失を出した開発会社はピラニアシャークを家庭用ペットとして売り出すことに。すると物珍しさに注文が殺到、大量のピラニアシャークたちが出荷されていく。しかし、奴らの生命力と繁殖力は半端なかった!
解説
サメなの!?ピラニアなの!?
いいえ、ピラニアシャークです。
ジャパネットタカタみたいな通販番組でピラニアを紹介されて、NYで大人気に!
どんだけニューヨーカーのおつむは残念なんだというツッコミはさておき、案の定下水道からピラニアシャークが人間たちに襲い掛かる!空も飛ぶ!強い!
でも今まで紹介した映画のなかではおそらくもっとも低クオリティの低予算!
ピラニアのCGが観てらんない!キツイ!
美女度もグロ度もイマイチなのでなんとも言えん!
ほら!大学生とかでもできそうじゃない!?言い過ぎ!?
ということでなかなかの物好き以外には勧められない玄人向け映画だ。
まとめ
さぁ長々と紹介してきたが、結局何が個人的にオススメかというと…
1位 『ピラニア 3D』
2位 『ピラニア』
3位 『ピラニア リターンズ』
4位 『ピラニアシャーク』
といった感じ!やっぱり美女とグロがないとパニック映画はきついよね!
こんな人にオススメ
- パニック映画が観たい方
- 夏休みパリピに痛い目をみて欲しい方
- 何故かピラニアに好かれる方
おあとがよろしいようで…