印象セリフ
「燃えて、消す。それが流儀だ」
製作国:日本
製作年:2019年
上映時間:111分
▼予告編▼
映画『プロメア』ロングPV 制作:TRIGGER 5月24日〈金〉全国公開
はじめに…
『天元突破グレンラガン』『キルラキル』
普段アニメをそこまで見ていない自分でも見ている熱量過多なアニメシリーズだが、
どちらもアニメ制作会社TRIGGERによるものだ。
そんなTRIGGERが完全オリジナルのアッツアツ劇場アニメ映画を作るとなったら、黙って見過ごすわけにはいかねぇ!!
ってことでわざわざ映画館で観てきたZE
どうも、脳死系萌えアニメは時間の無駄だと思ってしまう過激派アニメ好きこと
キミシマムザ裕君です。
さっそくレビューを!
簡単あらすじ
炎を操る新人類バーニッシュの出現に端を発する惑星規模の発火現象である世界大炎上により、人口の半分が焼失してから30年が過ぎた世界。自治共和国プロメポリスでは、炎上テロを繰り返す過激派バーニッシュの集団マッドバーニッシュに対抗すべく、対バーニッシュ用装備を扱う高機動救命消防隊バーニングレスキューが消火活動を行っていた。
新米隊員ガロ・ティモスは、火災現場でマッドバーニッシュの首魁である少年リオ・フォーティアと出会う。燃ええる魂をぶつけ合う二人の戦い、果たしてその先にあるものとは
…(Wikipedia一部引用)
感想
魂燃やして町を救え!
漢気溢れる消火エンターテイメント!?
って感じの映画だった(笑)
上記のあらすじの通り、そもそも設定が結構ぶっ飛んでいるので理解が追いつくのに時間が掛かるのだが、オープニングタイトルの数分の勢いだけで済ませてしまう思い切りの良さからもうこの映画の流れは決まっていた!
24話のアニメとかでやった方がじっくり説明できそうなところを全て薙ぎ払い、
んなもん、魂で感じろ!いいからついてこい!
といわんばかりに最初からギアマックスで飛ばしていく。
だからついていけない人はおそらく開始10分でもう諦めてしまうのだろうけど、
世間一般の今作の評価が高いということは皆なんとかついていけたのだろう。
そして序盤の火事での登場キャラ紹介から本当にノンストップでクライマックスまで行くのでアニメのダイジェストを見てるかのよう!
それでも劇場アニメにこだわったのはおそらく戦闘(消火)シーンの迫力を大画面のスクリーンで味わってほしかったからに違いない!
個人的にもストーリーとかはもはやどうでも良くて、
この男心くすぐるロボットやスーツのデザインでガチャガチャ戦うのを見れるだけで眼福なのだ!
男の子なんてそんな単純なものなのだ!
声の出陣
松山ケンイチ
やっぱりプロの声優達に混ざってしまうと声の出し方や話し方も含めて若干違和感を覚えるが、それでもかなり頑張っていた方!
この主人公の見た目と歌舞伎なキャがめっちゃグレンラガンのカミナに似てるんだけど、裏設定でなんか関係あったりするんかな?
なんの能力もないのに最後までその魂の熱さだけで戦うのも良い。
早乙女太一
早乙女さんは比較的うまい!クールな役が良く似合う!
クールな表面に対して内に秘める激しい怒りの感情なども上手く表現できていたのではないでしょうか。
それにしても今作の”マッドバーニッシュ”て能力がチート過ぎないかな?
堺雅人
最初は聞いた瞬間に「ただの堺雅人やん。」と苦笑いしてしまったのだが、
後半物語が展開するにつれて真価を発揮しだした!すげぇ!!
今回の俳優起用組の中で一番頑張ってたよ堺さん!
他にも脇を固める声優陣はめちゃくちゃ豪華で、
消防隊のボスに小山力也さんがいたり、マッドバーニッシュのリーダーを支える二人がなんと檜山修之さんと小西克幸さんという完全にグレンラガンのこの二人を意識したキャスティングでニヤニヤできた。
※追記:カミナだと思ってたけど↑こいつシモンでした。
ただ直すの面倒なので自分の無知を忘れないためにも画像このままにしておきます。
ご指摘してくれた方ありがとうございます(笑)
そして何故かケンドーコバヤシが意味のないところで声の出演をしていてエンドロールまで全く気付かなかった。
もし劇中に気づけた方はお昼ご飯奢ってあげるので教えてください。
まとめ
ストーリー展開はなんとなく「でしょうね」って感じに収まるし、
最初に説明した製作会社TRIGGERのファンなら最後らへんは
「またかよ!!」
ってなること間違いなしなんだけども、
戦闘シーンやくっさいセリフの数々に…
魂が燃えたならそれでいいんじゃない!?
って雑にまとめておきます。
こんな人にオススメ
- TRIGGERが好きな方
- 熱い男が好きな方
- ぶっ飛んだSF設定が好きな方
おあとがよろしいようで…