製作年:1986
製作国:アメリカ
上映時間:112分
▼予告編▼
はじめに…
アベンジャーズエンドゲームが公開された。
MCUの集大成にして最高傑作。
自分も笑って泣いて滾ってボロボロになるくらい大好きな映画だ。
さて、そんなエンドゲームに向けて皆さんきっとMCU作品をめちゃくちゃに復習してる頃だろうが、たまには全く関係ないマーベル映画も見たくない!?
しかもゴールデンラズベリー賞4部門受賞している迷作!
一応『ガーディアンズオブギャラクシー』
にも出演しているこの人
ハワード・ザ・ダック君!
MCUが始まったのが『アイアンマン』が2008年
もっと前にサムライミ版『スパイダーマン』が2002年
そして今作はなんと1986年!
マーベルコミック原作映画という意味では大先輩だ!
といっても著作権やらなんやらで結構複雑らしいが、
あんまり詳しくないのでマーベルの作品ってことにしておこう!
あ、どうもキミシマムザ裕君です。
さっそくレビューを!
簡単あらすじ
遠くの天体を観測するために開発された高エネルギー砲。ところが思わぬアクシデントにより、遥か彼方の惑星から知的なアヒル、ハワードを呼び寄せてしまう。彼と出会った少女は、科学者の協力を得て、ハワードを元の惑星に送り帰そうとする。だが、ハワードと同時に、宇宙の深淵に封じ込められていた暗黒魔王もまた、地球に降り立っていた…(Yahoo!映画引用)
感想
どこに向かいたかったの!?
迷走しまくる2時間弱のSF超迷作!
公開当時は興行的にも批評的にも大失敗に終わった今作。
別世界の知的生命体として普通に暮らしていたアヒルがひょんなことから人間世界にやってきてさぁ大変という内容だ(笑)
前半1時間ほどはサブタイトルの
~暗黒魔王の陰謀~
が一切よぎらないドタバタ80年代ラブコメのようで
「いったい俺たちは何を見させられているんだ…?」
とメガテン。
そりゃアヒルとヒロインの恋愛事情なんてアニメならまだしも実写でみるには無理があるでしょ!
しかも結構いい仲になるし!
↑お前らどうやってエッチするつもりやったんや
そこからまさかのSFアクション路線へと変貌していき、あとは察し・・・。
途中のアクションやVFXは結構お金が掛かっていたので相当気合いの入れた作品だったろうに残念だ。
製作総指揮
ジョージ・ルーカス
そう!!まさかの!!
『スターウォーズ』
『インディジョーンズ』
のルーカスがめちゃくちゃ力を掛けて制作したのが今作なのだ!
元々アニメ映画として作りたかったらしいが紆余曲折あり実写になり、こんな無残な姿に・・・。
VFXの第一人者が製作総指揮なだけあって当時にしてはとっても頑張った映像効果を使っているのだけれどやはりチープさが否めない・・・
というかこの主人公の着ぐるみ的な違和感を先になんとかするべきだっただろ!(笑)
きっとインタビューとかでも一切この映画の話が出ないので、
ルーカスの黒歴史になっているのだろうなぁ…
キャスト(キャラ)
ハワード
元の世界ではただのサラリーマンだったアヒル。
ダック・フーという格闘技が出来るらしいが、
あまり役に立つ機会もなく、ストーリー上でアヒルである必要がなかった🐔
原作ではドクターストレンジの魔法をすぐ覚える素質があったり、
格闘スキルが単純にキャップやパニッシャーと並ぶレベルだったりと重宝されがちのようだが、その描写は一切ないので映画版は残念だ。
あとデッドプールに丸焼きにされる描写もあるらしい(笑)
リー・トンプソン
『バックトゥザフューチャー』のロレインですよ!
無駄にセクシーな服を披露したり、
アヒルと濡れ場を演じそうになったり、
と結構体を張ります。
しかも『バックトゥザフューチャー』宜しくライブシーンまで!
ハワードはその手でどうやってギターを弾いているんだろう(笑)
ティム・ロビンス
『ショーシャンクの空に』で真人間になる前にオーバーリアクトなティム。
今作のコメディリリーフの彼は今の重厚なキャラから考えられないほどなのでかなりレアだ。
そういう意味では今作の見る価値がました…かな?(笑)
あとは段階を追って狂っていくこの教授が凄かったです。↓
まとめ
興行収入も評価も最低レベル!
今見ても面白さはなかなか感じられない残念なマーベル作品だが、
友人達とワイワイツッコミを入れながら見るのは楽しかった。
ので、逆に応援上映とか合うかもしれないよ!?
企画してみればだれか!?
俺はやだよ!?
こんな人にオススメ
- MCU以外のマーベルが好きな方
- ヒドイとわかってても見たい方
- アヒルが好きな方
おあとがよろしいようで…