はじめに…
皆さんは『ハロウィン』というホラー映画をご存じだろうか?
アメリカではもちろん10月のハロウィン時期前に公開。
日本では何故か花見も終わってGW前の盛り上がりに欠ける先週公開されて、
こっそりホラー映画ファンたちを熱狂させている作品だ。
先日、そんな作品の試写会にたまたま当たった自分はある危機に瀕していた。
そう、
1作も見たことない!!
こんなニワカのまま新作をいち早く観るのは、
映画オタクとしてのプライドが許せない…。
じゃあ最短で勉強しなくては!
と思い、この記事に至ります。
あ、どうも、キミシマムザ裕君です。
ハロウィンって何?
そもそもハロウィンってなんやねん。
という方も多いと思うので簡単に説明しよう。
『ハロウィン』とは1978年に第一作が公開されたホラーシリーズ。
そりゃ1作目が70年代だったら若者は知らんでしょう。
そのカルト的な人気から
- シリーズ8作品
- リブート2作品
- 新作公開←イマココ
に至るご長寿シリーズなのだ。
ホラー映画界でも重要とされるこのシリーズはいわゆる
”スプラッター映画”の火付け役として低予算ながら大ヒットを生み出し、
この映画のプロットをテンプレとした数々のホラー映画が作られてきたというわけだ。
ほら、凄さが伝わってきたでしょ!?
そんな映画を支える大事な殺人鬼こと
ブギーマン
がこちら!
観たことあったでしょう!?
なんだか『13日の金曜日』の
ジェイソン君やら
『悪魔のいけにえ』の
レザーフェイス先輩に
見た目が似てるし武器が地味なのがたまにキズだ(笑)
↑右からマイケル・ジェイソン・レザーフェイス
他の2人と違い彼は包丁とかハンマーを使うぞ!
さて彼の特徴的なマスクは、どこから来ているかというと
なんとあのSF傑作『スタートレック』のカーク船長!
のマスクをボロッボロにして作ったんだそう!
このイケメン船長が
このマスクになる(笑)
こんなところでカーク船長使ってるとは思わなかった。
さて次!
全部見ないとだめなの?
自分は見てないからわからない!(笑)
しかし、わたくしの頼れるホラー映画オタクの中にとってもわかりやすい記事を書いてくれている仲間がいたのでこちらをご覧いただければわかるでしょう。
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【映画ハロウィン第1回】新作に向けて初期3作を振り返ろう!
Byひろくんの映画ブログさん
▼URL▼
https://hiro12242377.hatenablog.com/entry/2019/03/17/175145
※分かりやすい解説記事。ただ第1回から更新してないので早く次を!w
この記事主であるひろくんさんによると、ハロウィンの各作品の関連は下の図のようになっているらしい。
もちろんすべてのオマージュやリスペクトを知りたいのであれば全作をみるのが一番楽しめるに違いないのだが、それは言ってしまえば修羅の道。
この図の通りに考えれば簡単で、
1作目だけ見れば良い。
のである、それならとっても簡単。
さてここからは自分がTSUTAYAのレンタル可能の関係で観た3作品の感想を見た順番に簡単に紹介しよう。
1.ハロウィン(2007)
感想
TSUTTAYAにオリジナルがなかったので何故かリメイクから見るという愚行に走ってしまったが、普通に面白い!
監督は『マーダーライドショー』等でお馴染み
ロブ・ゾンビ
元々アーティストということもあり
もう見た目からゾンビみたいな人だが、
彼の映画は容赦ない残虐描写と突然のコミカルさが特徴。
後からオリジナル版を見たので比較するのも変な話だが、
実際にオリジナル版と比べてみると
- グロゴア描写が多い
- ローリーとマイケルの関係がわかりやすい
- マイケルの幼少期が詳細にわかる
などがある。
ストーリーの大筋はそこまで変わらず、かつオリジナルへのリスペクトはしっかりあるので古い映像を見れないという方はこちらから見てみるのもアリかもしれない…。
2.ハロウィンⅡ(2009)
感想
リブート1作見ちゃったんだから2作目も観ちゃえと鑑賞。
1作目で意外と高評価だったロブゾンビが調子に乗って作ってしまった続編だ。
死んだと思ってたマイケルが復活して再び惨劇を始める…といった内容。
オリジナルの2への愛を忘れない相変わらずのオタクっぷりを披露はしてくれてるものの、なんだか後半はぶっ飛んでいて賛否両論だ。
というか否定意見ばかりだ(笑)
なので個人的にはそこまでオススメ出来ない。
ハロウィン(1978)
感想
やっぱりオリジナルは偉大。
30万ドルという低予算で作られていることもあり、
映像的にはリブート版程のクオリティは求めてはいけないが、それを圧倒的に上回るアイディアと工夫が凝らされている。
実際に人体損壊シーンなんてほとんどないのに恐ろしい!
まぁ殺しの手段とかは単調だしちょっと古臭いんだけども…。
あとちょくちょくマイケルくんが可愛い!
イチャイチャするカップルをただ見つめてるシーンで確信した。
こいつ童貞だ。
そこも含めて、”スプラッター”映画の火付け役としてホラー映画界を震撼させたのよくわかった。
あととにかくテーマソングでもある音楽がかなり良い。
監督のジョンカー・ペンターが音楽なしで関係者に見せたら
「全然怖くないわ!」
と怒られ、音楽を付けたら褒められたらしい。
音楽も監修しているカーペンター監督の多彩っぷりには驚きだ。
何より、新作を見るにあたって大事なのは
オリジナルキャストが続投している
という事実!
主人公のローリー役を務める
ジェイミー・リー・カーティス
だけでなくマイケル役の中の人まで同じなのだ。
凄い執念で作られたんだろうな新作は(笑)
まとめ
と、いうことでやっぱり新作を見るにあたって
1作目だけは欠かせない
ということがよくわかった。
あとアメリカ人ってこの映画大好きなんだなってことも良く分かった。🎃
さて、新作は1作目の40年後が舞台だという。
再び行われる恐ろしい10月31日の夜…
一体新作はどんな話になっちゃうの!?
でも日本公開4月だから全然季節感ないよ!?
配給会社何やってんの!?(笑)
あ、あと試写会は遅刻していけませんでした。
10分でも締め出されるのでみんな気を付けろよ!
※お前が悪い
こんな人にオススメ
- ホラー金字塔の観方を知りたい方
- 殺人鬼が好きな方
- ハロウィンに映画を見たい方
おあとがよろしいようで…