印象セリフ
「この男を信じて生きると決めた」
製作国:日本
▼予告編▼
はじめに…
殺し屋映画には男はどうしても見たくなってしまう魅力がある。
最近流行りなのは
“舐めてたおっさんが最強だった”
系のリーアム兄さんやらキアヌさんやらデンゼルおじさんが主演の無敵アクションだが、今作はひと味違う。
この殺し屋は開始早々病気により余命わずか、
そんな所で出会ってしまった崖っぷち美少女との逃避行映画なのだ。
どうも、エッチな歳上お姉さんが大好きだけどエルファニングだけは別腹な
キミシマムザ裕君です。
さっそくレビューを!
簡単あらすじ
1988年のニューオーリンズ。病魔に侵され、死への恐怖から医師の診断を拒絶したヒットマンのロイは組織のボスからとある仕事を持ちかけられる。その仕事で待ち構えていたかのような襲撃者により捕らわれるが一瞬の隙を突き、彼らを返り討ちにする。その際、衝動的にその場に囚われていた女ロッキーを解放し、共に逃亡することにする。…(Wiki一部引用)
感想
命の捨て場を決めた男と、
生きる希望を見出した女・・・。
現代版『俺たちに明日はない』とまでは言わないが、
アメリカンニューシネマな雰囲気が零れる渋くて静かな作品。
「組織に追われる」という状況が一緒だっただけの男女が共に逃げ続ける終わりの見えている旅。
主人公も殺し屋とは言っても全く無敵じゃないどころか肺をやられて末期なので見つかり次第多分殺されるし、少女も今にも消えそうな儚さと脆さがあってこちらも見つかり次第絶対殺される(笑)
そんな彼らがお互いの居場所を見つけていく過程がとにかく切ないぃ・・・。
音楽もアクションも必要最低限しかない静かな作品なのだが心に強く響くのです。
キャスト
ベン・フォスター
『ローンサバイバー』やNetflix映画『最後の追跡』
でもいい味を出していたが、これまた渋くて良い俳優になってきました。
不器用だけど真っ直ぐな男を熱演。
ただイマイチ出演作が大ヒットしないのが可哀想(笑)
エル・ファニング
待ってました僕らの大天使。
市場調査を行った結果、今作の鑑賞動機の8割5分はエルちゃん目当てだったそうです。嘘ですごめんなさい。
ただそれぐらい美しくて儚い役で完璧でございました。
彼女と一緒にビーチ行けるなら肺がんになっても良い・・・。
最近は少しダーティな役もこなせるようになってきたのでさらなる活躍に期待である。
ちなみに今作の監督はタランティーノの
『イングロリアス・バスターズ』
で美しいフランス人を演じた
メラニー・ロラン
実は監督業も出来たのです!多彩すぎ!!
まとめ
暗いし静かだしで人を選ぶ渋い映画ではあるが、
久しぶりにニューシネマな雰囲気を味わいつつ儚いエルファニングちゃんを眺めるだけで充分価値のある作品だった。
どうせなら監督も綺麗なんだから出演してほしかったw
こんな人にオススメ
- ロードムービー好きな方
- 渋いベンフォスターが観たい方
- エロ可愛いエルファニングが観たい方
おあとがよろしいようで…