キミシマムザ裕君の映画部屋

Filmarksにいたキミシマムザ裕君が映画ブログを執筆中!映画レビューや雑談を毎日更新しています!

『アナと雪の女王2』映画レビュー「前作は序章に過ぎなかった…エルサの力に隠された真実!」

「アナと雪の女王2」の画像検索結果

印象セリフ

「水には記憶がある」

製作国:アメリカ

製作年:2019年

上映時間:103分

▼予告編▼


「アナと雪の女王2」吹替版 予告

はじめに

皆さんは『アナと雪の女王』をご覧になったことがあるだろうか?

「アナと雪の女王」の画像検索結果

ウォルトディズニーアニメーションスタジオの映画の中でも近年位は稀に見る大ヒットを記録し、日本でも興行収入が250億を超え当時の歴代記録第3位にまで上り詰めた国民的アニメーションだ。

「"みんなで歌おう♪”歌詞付き」版上映なんて異例の措置まで取られたのも記憶に新しい。

そんな今作が約5年ぶりの続編ということで、そんなの映画好きとして観るしかないでしょう!

 

ということで監督やプロデューサー、そして日本語版エンドロールを謳う中元みずきの登壇するプレミア上映会にて観てきました!

どうも、ディズニー映画にはそこまで熱が上がらないのに久しぶりに今作を観て燃えているキミシマムザ裕君です。

早速レビューを!

簡単あらすじ

雪と氷に覆われたアレンデール王国に陽光を取り戻し、深い絆で結ばれた姉エルサと妹アナ。

氷や雪を操る魔法の力を持つ“ありのままの自分”を受け入れたエルサと、明るいキャラクターが持ち前のアナは、仲間たちに囲まれて幸せな毎日を過ごしていた。

そんなある日、エルサにしか聞こえない不思議な歌声により、姉妹は未知の世界へと導かれる。それはエルサの魔法の力の秘密を解き明かす冒険の始まりだった……(映画.com引用)

感想 

自己受容から、自己探求へ…

前作で”ありのままの自分”になれたエルサが、

今作で”未知の旅へと踏み出す”お話でございました。

個人的には前作以上の傑作。かなり好きな続編と言えるだろう。

これは続編というよりも完結編、1作目と相互作用してお互いを高め合う素晴らしい作りになっている。

前作ではラブ・ロマンス寄りなミュージカル調で全体の雰囲気を流しつつ、

終盤の展開をディズニーの定番を覆すような形で”女性の自立”を描いたことが話題になった。

一報今作では引き続き強い女性像や姉妹の愛をメインテーマに置きつつ、

前作にはあまりなかった要素をどんどんと詰め込んでいく。

  • 北欧神話的なファンタジー要素
  • アクションアドベンチャーの迫力要素
  • 舞台が移り変わるロードムービー要素
  • 割と重厚でシリアスなストーリー要素

などなど前作とはだいぶ異なる雰囲気で進んでいくのだ!

そしてこの数年の歳月をかけて進化した映像美が素晴らしい!!

「Frozen2」の画像検索結果

これは文字で語っても仕方がないのだが、技術の進化とスタッフ達の努力の結晶だろう!

個人的に凄すぎて口があんぐり開いてしまったの映像は

大自然・水・布・髪

である。見ればわかる。これは映画館じゃないと迫力を100%楽しむことが出来ないだろう。

楽曲について

もちろん楽曲の数々もチャレンジ精神に溢れていてとても好き。

※以下、内容に触れる可能性があるので、自己責任で確認して頂きたい

【In To The Unknown】

キャッチーで歌いやすくCMでもごり押しされているこの曲は

はまさに今作のテーマを代弁するような、冒険心を掻き立てられる名曲だ。

自分が大好きなアーティストのPanic! at the Discoが字幕版ではそのハイトーンボイスでロック調にエンドロール版を歌っているのでそこも是非チェックして観て欲しい。


Panic! At The Disco - Into the Unknown (From "Frozen 2"/Lyric Video)

アナ達の幸せな日常がこのまま変わらずに続いてほしいと願う

【Some Things Never Change】

明るくみんなで歌いたくなるような王道ミュージカル調の一曲。

ただカラオケで歌う場合はエルサ・アナ・オラフ・クリストフの4名が必要なので皆頑張って覚えてください(笑)


Some Things Never Change (From "Frozen 2"/Audio Only)

【Lost in the Woods】

1作目でメイン楽曲がなかったクリストフ念願のソロ曲である。

ただこの曲を歌う状況が状況ということもあり、

この楽曲の映像演出がわかる人にはわかる仕様になっていて、劇場でもニヤニヤが止まらなかった。

個人的には一番カラオケで覚えたい楽曲になってしまったので、早急に覚えます。


Jonathan Groff - Lost in the Woods (From "Frozen 2"/Lyric Video)

【All Is Found】

アナとエルサが子供の頃、母親が聴かせる子守唄的な一曲。

これがまた北欧の民謡的な音色と雰囲気で最高に自分好みなので是非世界観に浸って欲しい。こんな歌枕もとで歌われたら逆に興奮して寝れません。(笑)


Evan Rachel Wood - All Is Found (From "Frozen 2"/Lyric Video)

そのほかにももちろん素敵な楽曲は沢山あったのだが、今回ピックアップした曲は楽曲の雰囲気なども前作とだいぶ変えて幅広くしている印象があったので紹介した!

サウンドトラックは映画内で出てこなかったオリジナル曲も入ってるようなので、買うしかありません!(笑)

シリーズ見なくても大丈夫?

実は『アナと雪の女王』だが本編以外にも

『エルサのサプライズ』『家族の思い出』短編が2作出ているのだ。

「アナと雪の女王 短編」の画像検索結果「アナと雪の女王 短編」の画像検索結果

もっというとニンテンドーでオラフが主人公の

『アナと雪の女王 オラフの贈り物』

「アナと雪の女王 オラフの贈りもの」の画像検索結果

というスクロールアクションゲームがあるし、

LEGOシリーズで作られた全4話の短編アニメ

『LEGO アナと雪の女王 オーロラの輝き』

「LEGO アナと雪の女王 オーロラの輝き」の画像検索結果

まであるのだ。人気にかこつけてこの短期間で凄い作ってやがった(笑)

結論から言うと、スピンオフに関しては

1作も見てなくても楽しめます。

ただやはり今作は1作目の続編であり地続きとなっているストーリーのため、

1作目を観ておくのは必須だろう。

割と今作では1作目のハンス王子いじりやネタが多いので観ておくと楽しめるというのも間違いない。自分で自分の作品をイジれる度量はさすがディズニーである。

「ハンス王子 悪役」の画像検索結果

スピンオフはあくまでスピンオフ、そしてスピンオフを観たけど一切覚えてなかった自分が今回見てもゴリゴリに楽しめたので間違いないだろう。

単純にキャラクターたちが和気あいあいするドラマとして観ておけばより感情移入は出来るのでオススメではある。

※LEGOは自分も観れてないので誰か教えてください💦

キャラクター

今回のプレミアは吹替版での上映だったので、日本語での鑑賞になったが字幕ももちろんお代わりする予定ではある。

ディズニーとピクサーに関しては吹替えへの力の入れようが素晴らしいことは既に過去の名作の数々で証明されているので、今回も例外なく吹き替版は素晴らしい出来だった。

主演の松たか子&神田沙也加は相変わらずの歌唱力…いや前作より音域広がってないか?というぐらい素晴らしい歌声を披露してくれた。

また前作より歌うシーンが圧倒的に増えたクリストフ役の原慎一郎

「お前そんなに歌上手かったなら1作目からもっと歌えや!!」

とツッコミたくなるほど表現力豊かな歌声で素晴らしい。

また魔法の白い粉が原因で降板してしまったピエール瀧の代役起用の、

武内駿輔は今作でのオラフのサイコっぷりにシンクロして大暴れしていた。

オラフの役回りずるすぎだろ!可愛いわ!!

あとはとある新キャラが吉田羊であとから気付いたり、脇役の配役も怠っていないあたりがさすがディズニーの一言である。

新キャラのサラマンダーちゃんも可愛かったです。

「Frozen2」の画像検索結果

※以下、字幕版を見て加筆しました↓

普段洋画を観るときは字幕しか見ないといっても過言ではない自分。

しかし、今作は圧倒的に

吹替え>>>>>字幕

です。

一応英語は日本語字幕がなくてもなんとなく理解できる前提で、理由としては

  • 歌声と歌詞が直で心に響いてくる
  • オラフ声優のがんばりとネタが伝わりやすい
  • 日本語字幕だとカットしている表現がなる

などなど、ただもちろん吹き替えだとわかり辛かった固有名詞や表現を字幕でみることで理解できたこともあったので、2回以上見ようと思っている方は

1回目:字幕 2回目:吹き替え

の順番で観るといいでしょう!どうせならもっと観ましょう!(笑)

まとめ

とにかくこの圧倒的迫力の映像美、1作目に妥協しない挑戦的な作風。

そして地続きとなっており綺麗にまとまる物語を是非映画館でご鑑賞下さい。

本日11月22日㈮から公開です!!

 今週末は映画館が混むぞ!!今のうちに予約しとけ!!(笑)

こんな人にオススメ

  • 前作が好きな方
  • ミュージカル映画ファン
  • ディズニー映画が好きな方

おあとがよろしいようで…

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村