キミシマムザ裕君の映画部屋

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『ダンボ』映画レビュー「ティムバートンがディズニーアニメ実写化するとしたらコレしかないでしょ!」

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印象セリフ

「あなたは奇跡の象よ、ダンボ」

製作年:2019

製作国:アメリカ

上映時間:112分

▼予告編▼


「ダンボ」日本版予告編

 

はじめに

『シンデレラ』『美女と野獣』…

ディズニーの名作アニメ映画の実写化の勢いが止まらない。

今後も『アラジン』や『ライオンキング』などビッグタイトルが目白押しだ。

そんな中、監督やキャストも来日してくれたのにも関わらず、興行収入や話題性に少し欠けている気がする実写化作品がある。

それが今作、『ダンボ』である。

元々キャラクターは人気でもアニメの方は見てないという方も多いんじゃないだろうか

かくいう自分も幼少期に見て以来全く覚えていないクチである。

ただそんなニワカな自分でも今作を劇場で観たい理由がある!!

そう!!

エヴァ・グリーンに踏まれたいから!

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はい、どうも、

”エヴァ・グリーン姐さんに踏まれたい同好会会長”

ことキミシマムザ裕君です。

さっそくレビューをば!

 簡単あらすじ

かつては一流サーカスとして名を馳せたメディチ・ブラザーズ・サーカスだが、第一次世界大戦の影響やインフルエンザの流行などを受け経営が傾いていた。団長のメディチは一座の再興のため妊娠した雌のアジアゾウのジャンボを購入するが、生まれた子象ジャンボジュニアは異常に大きな耳を持って生まれ、「ダンボ」とあだ名されてしまう。失望したメディチはかつて一座の花形スターであったホルトにダンボの世話を任せるが、彼の子供たちであるミリーとジョーはダンボがその巨大な耳を使って飛べることに気付き、それをショーで披露したことで一座の運命は好転したかに見えたが…(Wikipedia)

感想

 多様性が求められる現代に合う作品。

正直アニメの方をもう覚えてないので、

比較は出来ないが良く再現できていたと思う。

予告編がリリースされたときはとにかくダンボがリアルすぎて普通に

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怖いよ!!

としか思えなかったのだが、 

見てるうちに目が慣れてくるのか、

それともバートン監督の魔法にかけられたのか、

どんどん愛らしく見えてくる不思議!

耳がデカいリアルな子象なのに!

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↑こんなにリアルなのに!(笑)

物語も普遍的な”親子の絆”なので、

まぁご多分に漏れず普通に面白い。

しいていうならせっかくバートンが得意そうなサーカスがテーマなのだから、もっと突飛で奇想天外な世界を見せてくるとより高評価だったのだが…。

監督:ティム・バートン

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 『ビートルジュース』

『チャーリーとチョコレート工場』

などなど、映画好きじゃない日本人にも名前が通じる数少ない映画監督。

正直過去の奇抜な作品たちと比べると、今作はだいぶ彼らしい映像表現等は抑えた印象。

先述の通りせっかくサーカスの個性的なメンバーがいたんだからもっと活かしてもよかった気がする。後半の展開以外彼らが空気だったのが残念。

『ミスペレグリン』然り、最近彼の攻めた作品が見れなくなってきているのが残念だ。

写真はだいぶ痩せて心配だけど、やっぱり噂のようにエヴァ・グリーン様に精気を吸い取られてるんじゃないだろうか…(笑)

キャスト

コリン・ファレル

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戦争帰りのパパ役で登場。

一応主人公一家(娘と息子)として出てくるが、

キャラ設定が中途半端で正直かっこよさはそこまでなかった。

  • 子供の夢に対する考え方
  • ダンボに対する考え方
  • 亡くした妻への想い

等が曖昧な印象。

まぁ顔がいいからいいんだけどね(笑)

マイケル・キートン

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旧ティムバートンファンには嬉しい起用!

『ビートルジュース』『バットマン』シリーズぶりの4回目の監督とのコラボになるキートン。最近は『スパイダーマン』等でも悪役として活躍中の彼だが、今作も胡散臭いサーカス団責任者として活躍。

その変な髪型も含めてうさんくさいね。

ダニー・デヴィート

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こちらもティムバートン監督常連の個性派俳優。

今作は良心的なサーカス団の団長として活躍してくれる。

バートン監督のファンとして嬉しいのが、彼は実は監督の過去作『ビッグフィッシュ』にて同じくサーカス団の団長をしているのだ。

”ティムバートン・ユニバース”なるものがあるならば、もしかしたら同一人物とか親戚なんてこともあるかもしれない…?

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↑『BIGFISH』時のデヴィート

エヴァ・グリーン

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待ってました!!!エヴァ姐さん!

正直バートン監督のそこまでファンじゃない(言っちゃった)自分としては、映画館で今作を観る一番の動機がこちらのエヴァ姐さんである。

いつも魔女とか悪女とかとにかく”美しい人外”ばかりやらされている彼女だが、今作は結構良いヒロイン枠として扱われていて驚き!

ドMの自分としては完全な悪役とかでも良かったのだけれども、まぁこれはこれで美しいから良いでしょう。

バートン監督は近年、嫁だったヘレナ・ボナム・カーターをあまり使わなくなって『ダ0クシャドウ』あたりからエヴァ姐さんを気に入ってる様子。

やはり交際の噂は本当なのかしら…。

 

あとはダンボと仲良くなる子役たちが可愛らしかった。

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まとめ 

 

まぁバートン監督にしては平凡な作品な気はするが、

  • ダンボの可愛らしさ
  • エヴァ姐さんの美しさ

この二点だけで劇場に行く価値はある。

皆さんも空飛ぶ象に夢を託してみよう🐘

こんな人にオススメ

  • ティムバートン監督好きの方
  • ダンボが好きな方
  • エヴァグリーンに踏まれたい方

踏まれたい 同好会の参加者は随時募集しております(笑)

ちなみに過去作のダンボのブルーレイがAmazonだと半額で売っていたので、そちらも気になる方は是非↓

 

おあとがよろしいようで…

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