「誰だお前は」
「お前の最後の客だ」
製作年:2018年
製作国:アメリカ
上映時間:107分
▼予告編▼
悪人は抹殺する!ブルース・ウィリス『デス・ウィッシュ』予告編
『ジョンウィック』『96時間』…
現代社会は
「舐めてた親父が最強だった」
系の映画を求めている…。
そんな中こりずに(?)登場した最強親父がコイツ!
映画界イチ悪運に見舞われる男、
!!ブルース・ウィリス!!
彼が繰り出す復讐劇をご覧あれ!
ほら、展開予想出来ても見たいでしょ!
それがこの親父映画の魅力だ!
どうも、キミシマムザ裕君です!
簡単あらすじ
穏やかな性格で争いごとを好まない外科医のポール(説得力がない)は妻と娘と一緒に幸せな生活を送っていたが、三人組の強盗によって妻は殺害され娘は意識不明の重体にされてしまう。その後、捜査の進捗を調べるために警察署を訪れたポールは壁一面に無数に貼られた未解決事件リストを目にして、自衛ではなく自警が必要と考えるようになり行動へ移していくことになる(なんでやねん)。ポールの非情で冷酷な行動の動画が目撃者によってネットに公開されると、マスメディアはポールを「シカゴのグリム・リーパー(死神)」と呼ぶようになる…。
感想
待ってました!
おかえりブルース!
と言いたいところだけど、もっと攻めても良かったかなぁという印象。
復讐の処刑人となる動機は完璧!
ただそのあとの処刑描写がもっとゴリゴリでえげつない殺し方でも良かったかもしれない。
元々小説の原作『狼よさらば』
を映画化したものの再リメイク↓
※500円表記の参考画像(笑)
らしいので脚本はそんなに変えてないのかな?
チャールズブロンソンからリメイクだったら、
もっと男臭いキャスティングでも良かったかもしれない。
ヴィンディーゼルとか(好きなだけ)
とりあえず復讐の対象に至るまでの殺害数が少ないので、
もっと世直しキチガイ処刑人として、
悪人をバッタンバッタン殺しまくって欲しかったのがファンとしての本音。
だって俺らのブルース叔父さんだぜ!?
1人で100人くらい殺してくれないと割に合わないよそりゃ!(笑)
監督:イーライロス
前回のレビューで上げたばかりのホットな監督
www.kimishimamuthemovie.com
『ホステル』『グリーンインフェルノ』等
スプラッター映画の鬼才。
『ルイスと不思議な時計』では彼の持ち味をかなり抑えていた印象だったが、
今作ではちょっとグロが帰ってきた!
いつもほどじゃないけど!!(笑)
ある男を殺すシーンの
「殺さないよな…?」
「いや、ジャックが殺す」
ってシーンが脳漿ぶちまけで最高だったぜ!
そろそろグロ映画帰ってきてくれてもええんやで?
キャスト
ブルース・ウィリス
パーカーだけ被って世直しをする姿は
『アンブレイカブル』『Mr.ガラス』の彼みたい(笑)
”争いを好まない性格”という設定がそもそも無理があるけど、
やはり銃を持った時の安心感が違う。
彼なら絶対ヤってくるというこの信頼は
映画史に名を残してきた彼ならではだろう。
あと、よく間違われるが
◎ブルースウィ”リ”ス
✖ブルース・ウィ”ル”ス
なのでご注意を(笑)
ヴィンセント・ドノフリオ
※左の毛がある方
一時期は悪役ばかりやらされていた彼
※『M:I:B』『ザ・セル』参照↓
だが、最近は気の良いおじさんか、ダメなおじさんばかり。
今作ではなんと気が良くてダメなおじさんだ(笑)
正直物語の本筋とほとんど絡まない謎のキャラだが、
単純に俳優が好きなので紹介させて頂いた。
でも彼のぶっ飛んだ演技も久しぶりに見たいなぁ~。
あとはドラマ『ブレイキングバッド』の
麻薬捜査官でお馴染み
ディーン・ノリス
がまた捜査官をやっていた。
彼は最後まで追いつめてきそうで怖いね。
まとめ
まぁぶっ飛び復讐劇としては一味足りない気もするが、
ブルースおじさんが久しぶりに主演で、
しかも銃を撃ちまくってくれてるだけで我々は楽しいのだ。
意外とシュッとしていてあっさり終わるのも良い。
イーライ監督も器用になったもんだ。
あ、オッサン無双つながりで
最近イーサンホークも最強オッサンデビューしたのでそちらもご覧ください(笑)
こんな人にオススメ
- ブルースウィリスが好きな方
- 舐めてた親父フルボッコが好きな方
- 大事な者のためなら倫理を捨てれる方
おあとがよろしいようで…