印象セリフ
「君は僕の親友さ、死ぬまでね。」
製作国:アメリカ
製作年:2019年
上映時間:90分
▼予告編▼
はじめに…
皆さんはチャッキーをご存じだろうか。
聞いたことやキャラを見たことはあるけど、映画の方は実は観たことがないという方も多いだろう。
自分も一切見たことがなかったけどせっかくなので観てきました!
どうも、普段は全作観てからじゃないとこういうシリーズものには手を出さないのに、
さすがにチャッキーは多すぎて観る気がなかったからリブートから観ちゃった男、キミシマムザ裕君です。
だって全部で7作って多すぎるんだもん…(笑)
さっそくレビューを!
簡単あらすじ
引越し先で友達のいない少年アンディは、誕生日に母親から人形をプレゼントされる。その人形には、音声認識センサーや高解像度画像認識機能などが備えられ、スマートフォンアプリと連携して操作も可能という、最先端の技術が盛り込まれていた。人形をチャッキーと名づけて一緒に暮らし始めたアンディだったが、次第に周辺で異変が起こり始めて…………(映画.com)
感想
キミ死ぬまでトモダチ!
最新人形がバグでメンヘラに?!
って話。
あなたはまだ本当のトイストーリーを知らない。
とはよくいったもんだ。
進化しすぎたテクノロジーの行き着く先はAIから芽生える自我…。
なんて設定はSF映画でやりつくされてきたけれども、まさかこの伝統的なホラーシリーズでこんなに説得力を持ってやられるとは思わなかった。
元々オリジナル版ではブードゥー教の呪術で逃亡中の殺人鬼の魂が人形に移ってしまう…という設定だったところを現代の技術が追いついたことによって今回のような設定に変更することが出来たようだ。
そもそも80年代の1作目も当初の予定では
「ハイテク機能を搭載した人形が、子供の成長によって相手にされなくなった恨みから暴走して殺戮を行う」
という『トイストーリー』シリーズの残酷な回答のようなストーリーで推し進めようとしていたらしいので今回はそれを尊重されて作られたのでしょう。
全体の作風としては最近ホラー映画界で少し流行りの
『It ~それが見えたら終わり~』や『ストレンジャーシングス』
等の少年少女の青春ホラー要素と笑いを孕みつつ、残酷描写などは割と容赦なく描くという作風で個人的好みポイントをグサグサと刺してきた。
やっぱり子供達の成長が観れるとつい甘い評価をしたくなっちゃうよね。
あと今作を鑑賞した後にオリジナルの1作目だけ見てみたが、
他のシリーズを観てなくても楽しめる
と確信を持てたので他の皆さんも是非挑戦して観て欲しい。
ってか他シリーズ全部見てる人がいたらむしろ教えてください。
30秒くらいでまとめて教えてください。
キャスト
マーク・ハミル(声)
ずっと聞き覚えがある声だと思っていたらなんとあのルーク・スカイウォーカー!
制作側がダメ元で依頼してみたらあっさりと快諾してくれたらしく、その本気っぷりはさすがの一言。
オリジナル一作目ではただ汚い言葉を使う人形という印象だったのに、今作では親友のアンディのために殺害行為にはしってしまうという少し切ないメンヘラ人形になっていて断然グレードアップされていた。
ハミルが
「You Are My Buddy~~♬ Untill The End~~♬」
と歌い続けるエンドロールもある意味悪夢なのでそちらも楽しんで頂きたい。
Child's Play 2019 "The Buddi Song" Music Video Ft. Mark Hamill (fan made)
オーブリー・プラザ
老デニーロとのまさかの濡れ場を演じた『ダーティグランパ』等でお馴染みのコメディエンヌな印象だったが、恐怖におびえる表情が画的に非常に映えるので今後はホラー女優としてもかなりやっていけそう。
ダメ男にひっかかるちょいビッチそうな女性ってい役柄は相変わらずよく似合う。
その他
主人公のアンディ少年を演じたガブリエル・ベイトマン君も良かった。
闇を抱えた少年って感じがぴったりでした。
あとこの管理人役のおっさん↓
ちょっとジャック・ブラックに似てない?(笑)
以上です。
まとめ
現代版青春人形ホラーとして生まれ変わったチャッキー。
これからまたこのチャッキーが人を殺しまくっていくのだろうか…?
今までのシリーズが多くて二の足を踏んでいた皆さんはこれを機会に観ていてはいかがだろうか?
あと何回も言っていますがシリーズ観てる人はむしろ簡単に教えてください
結局オリジナルの1作目以外見る元気がない(笑)
こんな人にオススメ
- ホラー映画好きな方
- 人形遊びが好きな方
- チャッキーを観てみたい方
おあとがよろしいようで…