「法は時代に合わせて変わる」
製作年:2018
製作国:アメリカ
上映時間:120分
ハリウッドのセクハラ騒動で近年より女性の権利が強く訴えられる時代がやってきた。
人種・性別・マイノリティ全ての人権が平等になる日も近いのかもしれない。
そんな女性の権利が今より生きづらかった時代にそれを変えようと奮闘し続けた女性がいる。
ルース・ベイダー・ギンズバーグ
85歳の今もなお米国の最高裁判事として現役で活動しているとんでもない女性なのだ。
その軌跡を追った伝記映画が今作。
オンライン試写で鑑賞。
あ、どうも、キミシマムザ裕君です。
さっそくレビューを!
簡単あらすじ
ルースはハーバードの大学院を首席で卒業するが、女性であることを理由にルースを雇い入れる法律事務所はどこにもなかった。やむなく大学教授となったルースは、男女平等の講義に力を入れながらも、弁護士への夢を捨てきれずにいた。やがてある訴訟記録を目にし、それが歴史を変える裁判になると信じたルースは自ら弁護を買って出るが…。(映画.com)
感想
今の時代に作られるべき良作。
普通の女性差別の訴え方とは違い、
税法を活かして男性も含んだ性差別で訴えに行くスタイルが知的で素敵!
ヒステリックに女性の権利を叫ぶというよりは法律の矛盾や世の中の現状との矛盾を理路整然と突き詰めていく姿が素晴らしい!
その熱量からたまに感情的になってしまうところを冷静に旦那が落ち着かせてくれるコンビネーションも素敵だった。
こういった1人1人の行動が社会を少しずつ変えていくのかと思うと胸が熱くなるね。
キャスト
フェリシティ・ジョーンズ
今にもローグワンみたいに
「May the Force be with you」
て言いそうな意思の硬さを感じる。
可愛らしさと言うよりはとにかく芯の強い女性として描かれている。
フェリシティもこの役を待ち望んでいたとか!
でも美人です♥️
あと歯が白いです。(どうでも良い)
アーミー・ハマー
ちょっと待て!!
さすがにイケメン過ぎない!?
中身も外見も今作で一切欠点がなかった・・・。
ベストオブハズバンド賞をお贈りします。
野菜を高速で切りまくるシーンがツボ。
あとは『ミザリー』の怪演でお馴染みのキャシーベイツの癖が凄かった。
↑いつもこんな役(笑)
まとめ
今もなお現役で世の中を変えるために戦っているルース様。
たださすがにフェリシティほど似てねぇだろ!
と思って公式サイト調べてみたらめちゃくちゃ若い頃美人じゃねぇか…。
芯の強さと美しさは今も変わらずなようです。
皆さんも、小さなことから変えてみてはいかがだろうか?
最後は今作のテーマソングであるKeshaちゃんのオフィシャルビデオでお別れだ。
Here Comes The Change (From the Motion Picture 'On The Basis of Sex') (Official Video)
こんな人にオススメ
- 差別問題に興味のある方
- ルースギンバーグについて知りたい方
- パーフェクトな夫アーミーハマーに養われたい方
おあとがよろしいようで…