キミシマムザ裕君の映画部屋

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『愛がなんだ』映画レビュー「現代を生きる20代男女のリアルでほろ苦い恋愛事情」

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印象セリフ

「私はいまだに、タナカマモルの恋人ではない。」

製作年:2019年

製作国:日本

上映時間:123分

▼予告編▼


切なすぎる…岸井ゆきの×成田凌『愛がなんだ』予告編

はじめに…

 

突然ですが、皆さんは恋をしていますか?

学生の頃なんかは好きな人が出来て、

胸キュンな片思いなんかをしちゃって

「つ、付き合ってください…」

なんて言って成功したり失敗したりして青春を重ねるわけですが、

劇中でも言われている通り、

20代中盤にかけてからそんな正々堂々付き合う男女は少ないんじゃないだろうか?

今作はそんな大人になり切れない大人な男女のリアルな恋愛事情を描いたお話。

あ、どうも意外とこういう邦画も見ちゃう

中身は乙女なキミシマムザ裕君です。

さっそくレビューを!

 簡単あらすじ

28歳のOL山田テルコ。マモルに一目ぼれした5カ月前から、テルコの生活はマモル中心となってしまった。仕事中、真夜中と、どんな状況でもマモルが最優先。仕事を失いかけても、友だちから冷ややかな目で見られても、とにかくマモル一筋の毎日を送っていた。しかし、そんなテルコの熱い思いとは裏腹に、マモルはテルコにまったく恋愛感情がなく、マモルにとってテルコは単なる都合のいい女でしかなかった…(映画.com一部引用)

感想

観る人によって感想が大きく分かれる良作。

きっと我々が生きてきた中で経験した恋愛の数々に今作のような体験があったかどうか、そんな価値観を持ち合わせてるかどうかで変わってきそうだ。

憧れの男を好きでい続けたか、

ダメ男にハマってしまったか。

めんどくさい女に当たったか、

理想の女を追い続けてきたか、

そんな昔の自分や今の自分に投影してみてしまうからこそ

「普通だった…」

という感想が出てこず、大きく共感するか、 大嫌いになるかなんじゃないだろうか。

現代の20代男女の恋愛を本当にリアルに描けていて、

そこらへんで起きていそうな現実味があって他人事だとは思えなかった。

原作は芥川賞受賞作家角田光代の同名恋愛小説らしく、

どおりでセリフの一つずつが文学的で心に刺さるものが多いのだと思った。

どこが魅力かもイマイチわからない男を一途に好きでい続けるこの主人公は個人的にまったく好きじゃないが、なぜかこの作品は嫌いになれない。不思議。

キャスト

岸井ゆきの

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この絶妙なかわいらしさ!

超絶美人とは言えないけども、ちょっとそこらへんにいそうなかわいい子ちゃんとして最高のキャスティングだ(誉め言葉)

キャラクターとしてはある意味最もサイコパスで普通とは思えない神経を持っている女の子なので、賛否も多い。

ただ考えて欲しい。

こんなかわいい子が

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電話一本で深夜でも家に来ちゃうんだよ!?

そりゃ呼ぶでしょ!?

以上です(笑)

最近一切TVを見ないので彼女が売れてたことに気づかず、

自分の中ではKANA-BOONのPVの子のイメージのままなのもより今作らしいのかもしれない。


KANA-BOON / ないものねだり

成田凌

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『チワワちゃん』『スマホを落としただけなのに』

と最近悪い男を演じさせたら右に出るものはいないイケメン俳優。

本当に悪い男がうまいです。

どのセリフも刺さって確実に今作のベストアクトなのだが、

一個だけむかつくセリフが

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俺ってかっこよくないじゃん…?

 

ってベッドサイドで主人公に投げかけたシーンが

「いや!!!!黙れよ!!!イケメン!!!」

と思ってしまいました。ひねくれものですいません。

深川麻衣

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個人的には一番の推しキャラようこちゃんです。

男に困らず、自分を好いてくる男を利用してしまうモテ女

ドM男子代表としては最高女子でございます。

というのはさておき、最後主人公とのやりとりが可愛かったのもあります。

男の子って根底ではこういう女子に振り回されたいもんです。

若葉竜也

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今作で一番人気のあるキャラ(?)な可能性がある彼。

というのも根拠はしっかりある。

今作を観た後に、男女数名でひたすらこの映画と愛について語る会をオールナイトで朝の7時まで行ったのだが、やっぱり一番人気がコイツ。

ただ個人的には昔の自分を見ているようで哀しいような寂しいような。

 

「誰もいねぇなぁって時に思い出してくれればいいんスよ・・・」

 

「愛ってなンスかね…」

 

「幸せになりたいッスね…」

 

など今作での明言を数々残している(と思う)

彼には幸せになってほしい。本当に。

 

あとはスミレさん役江口ノリコが見た目は一番やばそうなのに、

一番登場人物の中でまともな役をこなしていました。

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まとめ

よくも悪くも人を惹きつける作品

今作が嫌いな人も好きな人も、

自分が今までどんな恋愛を経験してきたかをひっくるめて、

朝までやっすい居酒屋で飲み明かしましょうよ。

「愛がなんだよバカやろう!」

って始発前の駅とかで叫んでやりましょうよ。

自分にとっては心に刺さる作品だった。

少女漫画原作映画ばっかりじゃなくて、

こういう作品がもっと邦画メジャーシーンを塗り替えてくれれば、

日本の映画業界も明るくなるのにねぇ…。

こんな人にオススメ

  • リアルな恋愛映画好き
  • 変な恋ばっかりしてきた人
  • 愛ってなんだよ!って人

 

おあとがよろしいようで…

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